TOEICテストを作ってるETSという団体が自ら作った問題集「新公式問題集」は、本番のテストの再現性が高いのでおすすめです。
TOEICを受けるメリットは、高得点を取れば就職や進学、昇進に有利。最近は大学センター試験の英語テストの変わりになるなんて話もあるそうで。
そんなTOEICテストで超おすすめの参考書は「公式問題集」です。なぜ、そんなにおすすめなのかを、ちょっと一般的ではない裏側の視点で説明します。
目次
TOEICテストを作ってるETSという団体が作った問題集である。
TOEICテストを主宰するのは 国際ビジネスコミュニケーション協会。そして彼らがテスト自体の作成を依頼してるのがETS(Educational Testing Service)というアメリカの非営利法人です。
【参考】国際コミュニケーション英語能力テスト – Wikipedia
非営利法人と言っても収益事業ができないというわけではないそうで、商売っぽいこともやっています。新公式問題集もその一例でしょう。
【参考】NPO法人と 取引(商売)をしている会社がある- Yahoo!知恵袋
TOEICテストを作っている会社が作ったから「公式」という訳です。
でも自分達が作ってるテストのための問題集を作ったら、そりゃあ当然良いものができるに決まってる。
そうです。だからおすすめなのです。
英語のテストなのに、受験者の大半は日本人と韓国人
この記事を書いた2015年現在でも、日本国内でTOEICと言えばまるで国家資格のような扱いを受けることもあるくらい信頼されてます。しかし、実際には受験者の大半は日本人と韓国人だと言われています。 ソースは2005年の公開資料から。
“公式資料でTOEICの受験者割合を調べると「日本人 65%、韓国人 12%」です。77%の受験者が日韓で占められているということが分かりました。”
【出典】「TOEIC試験は誰のための試験?」、TOEIC試験の世界における位置づけ | The Wisdom of Crowds – JP
「公式問題集」を使うデメリットはあるのか?
値段の高さ
一冊3000円近くもするので、参考書としては高い部類だと思います。でも、TOEIC本で売れ続けている本なので、使い終わって要らなくなったら売ることもできますし、最初から中古で買っても良いでしょう。
TOEIC自体が日本と韓国だけで通用するもの
現時点で英語圏の人からは、”TOEIC”の存在自体が知られていないくらい、マイナーだという話もあります。
何はともあれ、実際に就職や昇進に繋がるのですから、受けるメリットに変わりはありません。
【結論】長いものには巻かれて、高得点を目指す!
少し語弊があるかもしれませんが、大雑把に言うとTOEICは民間の会社が主催している英語のテストなのです。その会社はTOEICの受験者が増えたら嬉しいし、公式問題集も買ってほしい。
本物そっくりに、丁寧な解説を加えた、出来の良い問題集です。TOEICは過去問を公開していないので、他社には過去問を研究させないような仕組みも確立しています。
他社の問題集は、TOEICを受けた人達が集まって、内容を思い出しながら作ってるみたいですし、おそらくコレは勝手な想像ですが、その人達も「公式問題集」を持ってるかもしれません。
「公式」以上の問題集なんて作れないでしょう。
参考までに、僕ミケ男は就活のために公式問題集を2冊買って勉強して半年、
440点→695点
までスコアがあがりました。600点以上取れると思ってなかったのでびっくりです。
TOEICのために買った本番対策用の問題集は公式問題集2冊と他2冊。公式以外の2冊は模擬テストで800点という、僕にはアリエナイ点がでたり、雰囲気が違う問題が入っていたりとちょっと残念でした。その分、値段は3分の2くらい安かったですし、英語の勉強にはなりました。
公式の方は、ほぼ本番の点数と同程度の自己採点が出てくれるので、再現性が非常に高い。TOEICには公式問題集をおすすめします。以上です。by ミケ男