失業保険が受給できない「短期離職」をした場合に、受けられる支援やサービス、進路の選択肢をまとめました。
僕は今までに3度、失業保険の受給要件を満たさない退職を経験しました。
短期離職の場合は失業保険などが受けられない上に、世間からの風当たりも厳しくて、とても苦しかったです。
そんな中でも、公共、民間を問わず、利用できるサービスもいくつかあります。
以下、短期離職者用のおすすめサービスを紹介します。
気になったら続きをどうぞ!
短期離職でも失業給付が受けられる場合
実は短期離職でも失業保険の受給が受けられるケースがあります。
短期であっても、直近の2年間のうち雇用保険を払っていた期間が
「合計で1年以上」
であれば、雇用保険が適応され、失業給付が受けられる可能性があります。
つまり、過去2年間のうち半分でも働いていれば給付されるかも、ということです。
該当しそうな人は、最寄りのハローワークで相談してみましょう。
給付されるなら、ラッキーです!
受給要件
離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12か月以上あること。
引用:『ハローワークインターネットサービス』
職業訓練
失業給付を受けられない短期離職者へのバックアップとして、国が用意している公共職業訓練というものがあります。
職業訓練を受講すれば、お金をもらいながら、スキルを身につけることができ、空白期間を有意義に過ごすことができます。
講座で、興味がある分野があれば、職業訓練はとってもおすすめです。
僕もDTPクリエイターの職業訓練を4ヶ月間受講して修了しました。デザインの専門学校内に「職業訓練者用のコース」が設けられていて、先生もプロのデザイナーさん達でした。
指導も上手で、デザインの基礎がしっかり身につけられて満足しています。
その後、正社員で就職にも繋がりました。結局、デザインの仕事は自分には難しかったのですが、ブログ運営で職業訓練の学びは活かされています。
やる気さえあれば、一生もののスキルが身につき、就職にも繋がる。キャリアチェンジを考えている人や、気になる講座がある人なら、職業訓練はおすすめです。
就職サポート事業
特に10代〜20代中盤までで短期離職をした人の中には、基本的なビジネススキルが身についているか自信がない、という人もいるのではないでしょうか?
退職してから少しブランクが空いてしまって、いきなり働くのは不安、と感じるかもしれません。
僕も退職する度にブランクをあけてきたので、再就職への不安は痛いほど分かります。
そんな時、社会復帰の第一歩としておすすめなのが、就職サポート事業です。
関東で人気の就職支援事業
関東ならば、若年層向けに東京しごとセンターが後押しする「学びながら最大10万円支給の若者正社員チャレンジ」という事業は注目です。
手厚い支援でお給料をもらいながら、研修も受けられる一石二鳥のサービスで、正社員を目指す若者に人気です。
関西の就職支援事業
関西では、支援金が下りるサービスな少ないですが、無料で研修が受けられる民間サービスがあります。「ビジネスマナーや面接対策などプロの講師から無料の就職支援講座あり!就職ならジェイック!」は営業職での就職に強みがあり、研修後は高確率で就職が決まると評判です。
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他の地域でも、同様の事業があるかもしれないので、各都道府県のホームページなどから情報収集をしてみましょう。
若手向け転職サイト・就職エージェントを活用する
志望業界や職種がはっきりしている人は、その方面に強い転職サイトや転職エージェントを使うと、効果的に就活を進められます。エージェントを味方につけると、とても心強いです。
20〜30代ので短期離職した場合、人材市場での立ち位置は「既卒」「第二新卒」「20代、30代の就職・転職」という感じになります。
ただし、志望業界や職種が決まっていない段階でエージェントを使うと、相手のペースに流されてしまうので絶対に注意してください。
まだはっきり将来のビジョンが決められないなら、自己分析をしたり、転職サイトでの情報収集から始めるのがおすすめです。
▼自己分析ツールをまとめたので、参考までに。

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【厳選】20代前半向けの転職サイト8選

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まずは自己分析が圧倒的に大事
僕が今、退職を振り返って思うことは、ずっと周りに流されて仕事を選んできた、ということでした。
やりたいことが分からくて、やれることも限られていたので、手当たり次第に就活をして、合わない会社に勤めて辞めるを繰り返しました。
仕事という枠に囚われず、この機会に、人生を通して成し遂げたい夢や目標についてもじっくり向き合ってみましょう。
そうすれば、就活でも目的を見失うことなく最後まで頑張れると思います。
自己分析のやり過ぎは禁物ですが、やらなさすぎはもっと危険です。
まとめ
短期離職をした場合でも、探してみれば、結構たくさんの支援サービスがあります。
まずは雇用保険が受けられるかどうかを確かめましょう。
志望業界や職種がはっきりしている人は、すぐに仕事探しを始めても良いですし、職業訓練、研修型の就職支援サービスという選択肢もあります。
全ての人に言えることは、次の進路で自分がどういう道に進みたいのかしっかり考えた上で、必要なサービスがあれば活用すれば良い、ということです。
短期で離職した場合の風当たりは厳しいですが、自分自身とじっくり向き合う時間があることも事実です。
この機会をチャンスにして、自分らしい人生を生きるための、良いきっかけにしていきましょう!
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