仕事を辞めたい→辞められない→辞めたい→辞められない…数日、数カ月、数年間、迷い続ける無限ループ。
どう考えればこのモヤモヤした悩みが晴れるのか、後で後悔しない決断はどうすればいいのか、考えてみました。
この記事は
- 仕事が合わなくて辛い
- 毎日のように仕事を辞めることを考えてしまう
- 辞めたいけど引継ぎや周りに迷惑をかけるのが嫌
- 仕事についてどう考えたらいいのか分からない
という人に読んでもらえたら、参考になると思います。
目次
仕事を辞めたい原因
まずは、仕事を辞めたいと思ってしまう「原因」を考察しました。
仕事内容が理由で辞めたい
仕事が向いていない/苦手な仕事ばかりで辛い/仕事が楽しくない/やりがいを感じない/その仕事を良いと思えない
人間関係の問題で仕事を辞めたい
体育会系の上司、根性論好きな上司、感情的なお局さん、社員同士の派閥争い、目をつけられる、体臭がさや口臭がキツい人、ワンマン社長、生意気な後輩、イジメや嫌がらせ、クレーム客の対応
労働条件が合わないから辞めたい
激務過ぎる、体力的にキツい、休みが取れない、有給が取りにくい、給料が低い、将来性を感じない
社風が合わなくて辞めたくなる
体育会系、怒鳴り声が毎日響く、長時間の説教をされる、飲み会が多い、プライベートを詮索してくる公私混同、厳しいノルマ、人に優しくない社風、プロセスを重視しない社風、プロセスしか見ない社風、周りとの価値観が合わなさすぎる
上に挙げたいくつかの要因が積み重なってくると、「辞めたい」が日に日に強くなっていくのかもしれません。
では、
そんなに辞めたくて辛いのに、辞められない理由はなんでしょうか?
だいたいこんなことが多いでしょう。
仕事を辞めたいのに、辞められない理由
周りからの批判
逃げている
甘えている
無責任
根性が無い
短期離職は転職で不利
新卒で入ってもったいない
お金
貯金が無い
辞めるとお金が無くなる
生活できない
家族
辞めると家族を苦しめる
辞めると恋人を不安にさせる
辞めると親に心配をかける
自分の気持ち
辞めると格好悪いと思っている
辞めるのは責任逃れだと思う
辞めるのは逃げだと思う
辞めるのは、3年勤めてからだと思う
理由は分からないけど、辞められない
何を信じれば良いのか分からない
ネットや本でも、転職すべきかどうか判断できませんよね。
- 転職は不利!転職は繰り返す、負け組
- 転職すべき!転職で年収が上がる、勝ち組
良く言われるのが、続けるにしても辞めるにしても「自分で決断するしかない」ということ。
でも、何を信じたら良いのか分からない。色んな人に相談しても、人それぞれ意見は違うから困る。
「自分で決断する」がなかなかできずに、精神的にも参ってくると、かなり苦しくなっていきます。
ここで、仕事を辞めたい時に、自分に問いかけてほしい言葉を紹介します。
「何のために仕事をしているのか?」
仕事を辞めたいと悩んで、悩んで、身動きが取れない時は、
そもそも「なぜ仕事をしているのか」を考えてみます。
仕事をしている理由はこんな感じでしょうか…
- お金のため
- 家族のため
- 自分のため
- 評価されるため
- プライドのため
- 義務を果たすため
- 無職が嫌だから
じっくり向き合ってみると、いろんな考えが浮かびます
- お金がもらえたら、他の場所でも良いんじゃないのか?
- 自分は今の会社以外では評価されないのだろうか?
- 義務は他の仕事をしていても果たせるんじゃないのか?
- プライドや世間体は、本当に仕事をする理由なのだろうか?
では、ここからが記事の本題です。
自分自身にしてほしい「究極の問いかけ」を紹介します。
あなたは何のために生きている?
悩みから抜け出せない時は「人生」という大きな視点で自分と向き合ってみましょう。
究極の問いかけをします。
あなたは何のために生きているのでしょうか?
- 義務を果たすため?
- 国に貢献するため?
- 家族を幸せにするため?
- 考えたことが無い?
- モテるため?
- 分からないけど生きている?
仕事を辞めるかどうかが決められないなら、何のために生きているのかという視点まで広げて向き合ってみてもいいでしょう。
皆さんは何のために生きていますか?
次に、死ぬ直前になった時、人間は何に後悔するのかを紹介します。
終末患者が死ぬ直前に後悔すること
アメリカで終末患者を看取ってきた看護師によると、人間が死ぬ直前になって後悔することは、皆同じようなことだと言います。
「もっと自分らしく生きればよかった」
「あんなにガムシャラに働かなくてもよかった」
「言いたいことははっきりと言えばよかった」
「もっと友達と連絡をとればよかった」
「もっと自分の幸せを追求すればよかった」
ちなみに、この中で一番多い人生の後悔は
「もっと自分らしく生きたかった」
だそうです。
汗水たらして頑張って、自分を犠牲にして、何かにとりつかれるように仕事をしたのに
「あんなに仕事をしなくても良かった」
と後悔するのはどうしてなのでしょうか?
確かに、僕の身内でも、バリバリ働いていた昭和世代の晩年は、あまり幸せそうではありませんでした。
何か苦しむように生きて、何か常識や社会の普通にしばられるように、、、考え過ぎかもしれませんが、そうんな風に映りました。
かけられる言葉にも、共感できないものが多く、ジェネレーションギャップを感じ続けています。
「自分の幸せ基準」で仕事と向き合ってみる
先ほどの「なんのために生きるのか」について、答えが見いだせない人に僕がおすすめするのは
「自分の幸せのために生きる」
です。
仕事を続けることが、将来の自分の幸せに繋がっているならば、続けていくことが良いのかもしれません。
仕事を辞めることが、幸せに近づくと思えるなら、そのつもりで準備しておくべきだと思います。
後で振り返った時に、長い人生という視点、生きる意味という視点、働く理由という視点でとらえ「自分の幸せに繋がるか」どうかで向き合ってみる。
もちろん、今のままでその会社でいることが「自分の幸せ」だと思えたなら、続けるべきなんだと思います。
自分の幸せに繋がっているんですからね。
家族の幸せも「自分の幸せ」があってこそ
家族の幸せを考える人は多いと思いますが、自分の幸せがすっぽり抜け落ちている人がいるかもしれません。
家族だって、それぞれ自分の幸せのために生きています。
実際に働くのは親や家族、恋人ではなく自分です。
自分が幸せになってこそ、家族も幸せにする余裕が生まれるという考え方もあります。
ぜひ、改めて問いかけてみてください。
- 他の誰でもなく、自分がどうすれば幸せなのか?
- 長い目で見て考えたら、自分の幸せとは何なのか?
- この先、何年、何十年、を考えた時に、どうなのか?
- 死ぬ直前に後悔しない考え方はどういうことか?
まとめ
人に言われなくても、自分の利益を最優先で生きている人もいます。
ただ、そういう損得勘定だけで生きられる図太さがある人は、この記事には決してたどり着きません。
この記事にたどり着く時点で、自分の幸せよりも、他人や周りを優先させてしまう、良心的な人であると思います。
もちろん、図太い生き方をしろと言う訳ではありません。
後から長い人生を振り返った時に、自分の幸せを考えて決断した、と言える方が後悔しないんじゃないかということです。
最後は自分で決めるのですが、ぜひ
「自分の幸せ基準」
で仕事と向き合ってみてください。
すぐに答えはでないかもしれませんが、問いかけ続けることで、少しずつ視界が開けてくることがあると思いますよ。
それでは、この記事が皆さんの悩みに少しでも役に立てたなら嬉しいです。
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