仕事を辞める時、上司はどう伝えるのがベストでしょうか?
僕は今まで3度の退職経験がありますが、どう伝えるかで毎回悩みました。
この記事では「伝え方の5つのパターン」「伝える最適なタイミング」「バックレのリスク」について、僕の体験も交えて発信します。
正社員でもパートやアルバイトでも、気になったら続きをどうぞ!
目次
仕事を辞める時の伝え方 5パターン
直接「仕事を辞めます」と伝える
まずは、最も一般的な伝え方です。上司に直接、面と向かって話を切り出す方法です。
「ちょっと大切なお話があるのですが、お時間よろしいでしょうか?」
と切り出して、直接伝えます。
直接「仕事を辞めます」と伝えるメリット
- 直接、話をするのが苦で無ければ、1番簡単
- 直接伝えて退社するのが最も一般的な辞め方
デメリット
- 直接伝えるのが苦手だと、かなりストレスを感じる
- 緊張して伝えたいことが伝えられないこともある
- 上司によっては怒り出したり、辞めると先は無いと脅される可能性もある
- 上手く切り出せないと、ズルズル先延ばしてしまう恐れがある
などです。直接伝えるのが、最も手っ取り早い方法です。
電話で「仕事を辞めます」と伝える
電話は面と向かって話すのが苦手な人におすすめです。
「大切なお話があって電話しました。今、お時間よろしいでしょうか?」
という感じで切り出して伝える感じです。
電話で「仕事を辞める」と伝えるメリット
- 直接言うより緊張しない
- 声以外は分からないので、相手の感情も強く伝わって来にくい
デメリット
- 声しか分からないため、言いたいことの細かいニュアンスが伝わらないかもしれない
- 電話代がかかる
- 相手が電話に出なかったら、都合の悪いタイミングで折り返されることも
- 古風な考えの人には、電話で伝えるとは何事だ!けしからん!と受け取られる
などです。
上司が確実に忙しくないタイミングで、電話をかけるのがポイントかも。
ラインで「仕事を辞めます」と伝える
メールやラインを使えば、話すのが苦手な人でも、自分の意思をしっかり伝えることができます。
メールやラインでのメリット
- 話しベタでも、伝えたいことを、はっきり文字にして伝えることができる
- 他の方法より心理的ハードルが低い
- やりとりは履歴に残るため、何かあった時の証拠にできる
- 相手が忙しい時でも、メールなら迷惑になりにくい
- 直接伝える時のように、切り出すタイミングをうかがう必要が無い
デメリット
- 読んだかどうか確かめられないリスクあり
- 別人への誤送信に絶対注意
- 他の人にも見られるリスクがある
- 古風な人や体育会系の人には、メールで簡単に伝えてきた、と悪く思われることもある
などです。
手紙で「仕事を辞めます」と伝える
最近は手紙を書く機会も減ってきましたが、手紙やメモなどで伝えるのも手段の一つです。
手紙で「辞めます」と伝えるメリット
- 丁寧な字で伝えることで、誠意を感じてもられることもある
- メモなら、手書きでサラッと伝えられて簡単
- 直接や電話で伝えるのは嫌だけど、メールも好きじゃないという人におすすめ
デメリット
- 汚いメモ用紙に、汚い字で書いてしまうとめちゃくちゃ印象が悪い
- 手紙で伝えるのは、あまり一般的でないので、驚かれるかもしれない
- 手紙を他の人に読まれるリスクがある
など。
親や家族に伝えてもらう
精神的に疲れていたり、職場の人と関わるのがどうしても辛い、という時には身近な「交渉上手」な人に頼るのも手です。
親や家族に「辞める」と伝えてもらうメリット
- 交渉が得意な人に頼めば、スムーズに辞められることもある
- 本当に辛い時は、誰かに頼れることも大切なスキル
- 自分でやりとりしなくて良いので、楽といえば楽
デメリット
- あまり一般的では無いので、驚かれるかもしれない
- 古風な人からは、理解されないかもしれない
- 頼り癖がついてしまうこともある
などです。
ここまで5つのパターンを紹介しましたが、伝え方は人それぞれです。
辞めるという意思を伝えらるのであれば、どの方法で伝えようが、話は進んでいくと思いますよ。
大切なのは、とにかく「伝える」ということです。
僕のおすすめの伝え方はメールかライン。
最初にメールかラインで伝えておくと、少しは気が楽になります。
結局、直接話し合う機会があると思いますが、一番言いにくいことは既に伝えているので、上司もそういうつもりで面談を段取りしてくれます。
嫌なことを伝えるために、メールやラインがある!
と思っていいかもしれません。笑
▼ちなみに親に頼らなくても、退職代行サービスを利用すれば、会社とのやり取りを全て代行してくれて便利です
では、次に伝えるタイミングについてです。
「辞めます」と伝えるタイミング
終業後
終業後は、周りに人も少ないので、直接伝えやすいタイミングです。ただ、上司が疲れているかもしれないので、ちょっと気を遣います。
始業前や午前中
早く報告したい時は。午前中に伝えてしまうのも手です。
昼休み
リラックスしている昼休みに伝えると、上司も休憩中だと迷惑になるかも。でも、忙しい上司なら、お昼が1番落ち着いて話ができることも。
職場によりけりでしょう。
夕方
僕は夕方の忙しくない時間帯が、一番伝えやすいんじゃないかなと思います。直接でもメールでも。
夕方って、なんとなく、言いやすい気がしませんか?
思い立った時
あれこれ考えるのが嫌いなら、思い立った瞬間に伝えるのも手です。
結局、いつ伝えたところで、良いニュースでは無い訳なので、早く伝えて楽になるという考え方は賢いと思います。
休んでしまった当日
休みをもらった当日や、バックレてしまった当日に、辞めると伝える人もいます。
休んでしまった日に、やっと決心がつく人は結構いると思います。休んだついでに辞めたいと伝えるパターンは案外良くある話なので、迷っているなら、伝えてみて楽になってもいいでしょう。
これが自分で伝えられるラストチャンスかもしれません。
絶対にやるべきでない退職の伝え方
噂話で上司の耳に届くこと
上司に報告する前に、同僚に相談して、噂で広まってしまうのは避けたいです。
バックレは絶対にやめよう
ブラック企業でひどい職場環境で耐えて来た人や、精神的にも限界になっている人は、何も言わずにバックたいと思うかもしれません。
その気持ちは痛いほど分かります。
なぜなら、僕も過去にバックれたことがあるからです。
バックレた後に何が待っているのか教えましょう。
電話とメールの地獄です。
数時間ごとに電話が鳴り響き、たくさんのメールも送られてきました。
着信拒否をしても、他の番号からかかってきたり、毎日着信履歴が残ったりして、精神的に追い詰められました。
時間が経つほど、電話には出にくくなり、いつ会社から連絡がくるのかと、常にビクビクして数ヶ月間は過ごすることになります。
街を歩くのも嫌になって、本当に苦しみました。
さらに、退職手続きに必要な書類は、勤務先に作ってもらわないといけないので、とても面倒なことになります。
自分の心にも「バックれてしまった」という罪悪感の傷が残り続けます。
バックレだけはおすすめしません。それだけは、やめときましょう。
ただ、どうしても、会社と一切のやりとりをしたくないという場合もあります。最終手段は退職代行サービスです。
バックレるくらいなら、代行できちんと手続きした方が、絶対に自分の為になります。
【退職代行サービス5選】どのランキングでも人気のおすすめ会社まとめ
僕も直近の会社を退職する時に、本当に辛くて、代行サービスを使うかどうかかなり迷いました。しかし、当時は業者自体が1〜2社しか無く、検討材料が少なすぎて断念したんです。
退職に関わる全てのやり取りを、プロが窓口となって、円満に進めてくれます。合法で会社と一切やりとり不要な退職代行サービス。繊細なタイプの人にとっては、3~4万円の費用に似合うサービスかもしれません。
まとめ
仕事を辞める時の伝え方を紹介してきましたが、いかかがだったでしょうか?
繊細な性格の僕にとって、退職は大きなストレスで、本当に大変でした。
伝える前もしんどいし、伝えた後のやりとりも、手続きも大変でした。
ギリギリまで伝え方に迷うかもしれませんが、バックレること以外であれば何でも良いと思います。
難しく考えるよりも、伝えてスッキリする方がずっと楽になれます。
どんな方法でも良いから、自分のやりやすい手段で「伝えること」が大事です。
人生で、絶対に直接伝えないといけないことは「結婚してください」くらいなもんです。
この記事が悩める皆さんの参考になれば嬉しいです。
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