就活で周りの友達が次々に内定をもらい始めると、正直言って焦りませんか?長い間、就活しているのに、ずっと手応えがなくて不安を感じていませんか?
先にお伝えしますが、僕は新卒就活で大失敗しました。内定が無いまま卒業し、卒業後は既卒就活で150社落ちるなど、想像できなかったほど苦労しました。
その立場から今の皆さんに僕の失敗を教訓にして内定を勝ち取って欲しいと思い、この記事を書きました。
では、早速当てはまったら改善すべき3点を確認してみましょう。
目次
自己PRのクオリティの問題
あなたの強みはなんですか?と聞かれた時に、直ぐに答えられなかったり、面接の度に強みがコロコロ変わっている人は要注意です。
強みは大切な判断材料です。企業はあなたを採用した時に、会社にどんな利益をもたらすのかをイメージしたいと思っています。
だから、自己PRでアピールする「強み」を明確にしておくことはとても重要なんです。
もし、自分の強みを即答できない、客観的な意見を聞いたことが無いので分からないというなら、もう一度、過去を振り返って、無理やりでも良いので最低3つくらいは「強み」を見つけましょう。
それに関するエピソードも準備して、いつでも口から出てくるようにしておきたいところです。
志望動機のクオリティの問題
志望動機の要点は2つあります。
- 企業研究にしっかり時間をかける。
- 自分の強みが、その会社でどう活かせるかを具体的に伝える。
ここをおさえないと、面接官が求める志望動機になりません。逆に、この二つをおさえれば、面接まで同じネタで戦えます。
志望動機の要点①時間をかけて企業研究
ある程度の時間をかけて、会社のホームページや募集要項を見て、事業内容や従業員数、売上などの基本情報はチェックしておくべきです。
僕は新卒時代、複数の会社にエントリーしまくって、どこにでも流用できるような薄っぺらい志望動機を量産して撃沈しました。
もし、1社につき3時間くらいかけてじっくり企業研究をしてみたならば、見える景色が変わります。
そのくらいやらないと、どんな会社なのか、いまいち見えてこないし、自信を持って面接にも臨めません。
また、企業研究ができなければ、次の要点で困るので、しっかりとホームページに書いている基本情報はチェックし、検索して出てくるニュースなど、色々なネタを集めてみてください。
志望動機の要点②自分の強みが業務の中でどう活かされるのか明確にする
志望動機の要点の2つ目は、「強み」を業務でどう活かせるのか明確にすることです。
企業がわざわざお金をかけて人を採用する最大の理由は、「入社することで、会社の役に立つ人」を求めているからです。
良い人に入ってもらえたら、かけたお金以上の利益を会社にもたらすと、企業は知っているからです。
だから、「会社の役に立つ」イメージできる人しか、採用するはずがありません。
面接官が色々な質問を投げかけてくるのは結局、会社の役に立つのか?貢献してくれるのか?本気なのか?を見極めたいからです。
ここで、自分の「強み」を業務の〇〇で活かせるので貢献できます!と言うことができれば、面接官に響きます。
それ以外の要素として、その会社との相性とか、面接官の直感だとか、運とかの要素もあると思いますが、重要なのは書類選考でも面接でも「自己PRと志望動機」。
僕は10年前の就活を思い出して、何も見ないで文章を書いていますが、それができる理由はこの自己PRと志望動機の2つが本当に重要で、
ここをしっかり押さえた時に、就活が急にうまくいったこと、それが脳裏に焼きついているからです。
「役立つものは何でも利用しよう!」という覚悟
僕は、先入観やプライド、メンツなどが邪魔をして、本当はした方が良いのに、避けてきたことがあります。
それは例えばOB・OG訪問だったり、ハローワーク求人の利用だったり、就活での悩み相談だったりしました。他にも、就活が長引いてバイトをする余裕もなく、お金に困ってしまったことも悩みの種でした。
金欠で就活に身が入らない:じいちゃんの形見に手を出しかけた
就活が長引いて資金不足になりました。今だからこそ笑い話ですが、それでどうしたかというと、節約のために髪の毛を自分で切ったり、応募書類の封筒を100均の茶封筒にしたり、顔写真をインスタントで撮影しコピー機で量産してました。
最後にはおじいちゃんからもらった昔の一万円札を売ろうと試みたりしました。(結局売りませんでしたけど)
ここは、素直に親に借りるのが一番良かった。でも、頼むのが格好悪くて、できませんでした。親は最大のスポンサーなので、頼みましょう。母親がダメなら父親に直接直談判しましょう。
使えば良かったハローワーク
ハローワーク求人を活用しなかったことも僕の敗因でした。ハローワークの求人数は新卒求人サイト3つの合計よりも多いことを知っていましたか?
大学の友達から「ハローワークはブラック企業しかないからやめとけ」と言われて、その間違った先入観から活用しませんでした。もっと使い倒せば良かった。検索条件を上手に絞りこめば、穴場の優良企業が募集してたということも少なくありません。
無料で就職相談もできる。担当者にもよるけど僕が一度だけ相談した大学のキャリアセンターの相談員のように「何が何でもどこかに就職させよう」という圧迫感も無かった。
もちろん、全ては相談した人によりますが、合わない人とは担当を変えてもらうことだってできるんですよ。僕は新卒時代にハローワーク求人と職業相談を活用しなかったのは大失敗でした。
新卒なら新卒応援ハローワークへ
新卒と既卒3年以内の人であれば、新卒応援ハローワークへ行きましょう。新卒だけのハローワーク求人を紹介してもらえるチャンスです。
また、新卒応援ハローワークでは、求人紹介に加えて、面接練習、応募書類の添削、就活に役立つ各種セミナーなど就活に役立つサービスが充実しており、すべて無料で受けることができます。
関連サービスとして、「若者サポートステーション」では就職活動での仕事に対する不安や悩みを抱えた若者を支援するためのカウンセリングなどが受けられますよ。
また、急に就活が不安になった時、平日の夜間や土日で無料の電話相談「おしごとアドバイザー」が使えます。何度電話しても無料です。メールでの相談も受け付けているので、困った時や辛い時にはぜひ活用してください。
新卒専門の就職エージェントも活用する
日本企業は新卒一括採用が主流なので、新規募集は春以降は減っていく一方です。
1人で就活をしていて、行き詰っているなら、新卒専門のエージェントサービスなども上手く活用することもできます。
担当者とのマンツーマンの相談からスタートするので、就活の悩みや今後の就活へのアドバイス、書類の添削などを手厚く支援してもらえます。
エージェント求人は内定ハードルが低め
紹介してもらえる企業は、よくある新卒一括採用企業よりも、どちらかと言えば一対一の対話重視、面接での人物重視をしている傾向があるとも聞きます。
エージェントを利用すれば、今まで集団面接や筆記試験で自分の良さを発揮できなかった人もチャンスがあるかもしれません。
新卒エージェントのデメリット
ただし、エージェントには大きなデメリットもあります。エージェントも商売でやっているので、内定が決まると、そこへ行くように強く勧めてくることです。
入社しなければ、エージェントへお金が入らない仕組みだから当然なので、
「行きたくないところは絶対に行かない」という意志を強く持ちましょう。
僕の経験上、全く興味が持てない会社の選考に参加しても、あまりいいことは無いです。
エージェントと相談しながら、できるだけ自分が興味の持てる会社を一緒に探していくようにすると、上手くいきやすいと思います。
合う合わないはあると思いますが、エージェントの活用も視野に入れてみてください。
新卒専門のエージェント「就職エージェントneo」
「就職エージェントneo」は2005年に事業を開始して以来、全国に6支店(東京/名古屋/大阪/京都/仙台/福岡)を展開しています。年間で約2.5万人の就活生の利用実績があります。
新卒エージェントNEO>>【20卒限定】最短1週間内定できる就活支援
まとめ
まだ内定が取れていない人は、ぜひこの3点を参考に、僕の失敗を活かして取り組んでみてください。
- 自己PRで強みを明確にする
- 志望動機の要点をおさえる
- 役立つものは何でも利用する
そして、一番大切なことは、最後の最後は、
自分の意志で決断する
ということです。
僕の経験は、何かのお役に立てたでしょうか?
それでは、皆さんの「内定」を心から応援しています。
就職エージェントNEO:
- 就活で上手くいかない現状を変えたい
- 集団面接や面接が苦手で、選考に進めない
- とにかく内定ゼロを脱出したい
そんな時には、就職エージェント経由で求人紹介を受ければ、手厚い筆記や面接指導で内定に一歩近づくかも。
2005年事業開始以来
もちろん、紹介された会社に内定しても、行くかどうかは自分の意志で決めるべきです。
しかし、
内定しなければ、迷うことすらできません。
現状を一歩先に進めたいと思う人は、興味があれば参考までに。
▼就職エージェントNEO