しゃべらない人の心理!元じゃべらなかった30歳の男がどうしても伝えたい、無口になった理由

しゃべらない人の特徴と心理_

学校や会社で、なぜかしゃべらない人がいませんか?同じ家で育った兄弟でも無口なタイプの人がいませんか?

どうも、繊細過ぎるブロガーのミケ男です。

僕は小学校高学年から大学まで、あまり人と話さなかった人間です。だから、しゃべらない人の心理や気持ちを理解できると思っています。

先日、ネットで「しゃべらない人」と検索してみると、しゃべらない人の目線で書かれた記事があまりにも少なかったので、このままでは世の中に勘違いされてしまうと危機感を抱きました。

しゃべらない人の心理を、元じゃべらなかった30歳の男が正直にしゃべりたいと思います。

全くしゃべらない人の心理、原因は?

あくまで、ブロガー個人の体験からの推測になりますが、しゃべらない原因や理由について考えてみました。

しゃべらない人は一定数存在する

もともとの、人の性質として、あまりしゃべらないという人はいます。

しゃべらない人が珍しく感じるのは、単純にしゃべらないと目立たないからです。しゃべらないタイプの人はまずテレビやラジオ、Youtubeにもあんまり出てこないですから、見る機会が少ないんです。

そもそも、すごくおしゃべりな人がいるように、すごくしゃべらない人がいても普通じゃないでしょうか?

過去に辛い経験をしていてしゃべるのが怖い可能性

しゃべらない人は、過去に家や学校生活でいじめや家庭内暴力、体育会系の部活の指導でトラウマになる経験をしているかもしれません。また、もともと繊細過ぎる性格で、孤独を感じて生きているパターンも考えられます。

いつも優しい人がキレる怖さがトラウマに

僕の話ですが、小学一年の長期休みで祖母の家に泊まった時にトラウマになる出来事がありました。夜中まで起きていて遊んでいたら、いつも優しかった叔父に突然耳を引っ張られ、方耳だけを掴まれたまま身体を持ち上げられました。

耳の激痛に「ごめんなさい」を連呼しましたが、そのまま二階の部屋を上がって、部屋に投げ捨てられました。もっとひどい目にあった人なんていくらでもいると思うけど、僕にはそれが結構なトラウマになりました。いつもは優しい叔父だったので、その衝撃は大きなものがありました。

それ以降、大人が恐ろしくなりました。

仲間外れの孤独感は引きずる

小学校の頃に、仲の良かった友達から仲間外れを受けたことがあり、ショックを受けました。せっかく仲良くなった友達達が、急に態度を変えて、1人ずつ離れていく怖さはなかなか忘れられません。

5人に1人、繊細過ぎる性格のHSPが原因の可能性もある

HSPという気質だった僕

世の中にの5人に1人は繊細過ぎる「HSP」もしくは「繊細さん」だと言われています。周りの人を見渡してみて、ちょっとした言葉に傷ついてしまう人や落ち込んでしまう人がいませんか?

まさに僕はHSPです。神経過敏でストレスをためやすいです。人の感情の動きもすぐに察知でき「今日はあの人機嫌悪いな」と気づく分、普通の人よりも疲れやすいんです。

また、カフェインにも敏感で、夕方にコーヒーを飲んだら、夜眠れなくなります。音や臭いにもそうです。会社で先輩からちょっとした嫌味を言われただけで、一晩中眠れないことが何度もありました。

HSPにとって「感じる」という敏感さが、普通の人の5倍くらい鋭いといえば伝わるでしょうか。

参考:「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

HSPの辛さから、心を閉ざす

HSPで辛いのは、そういう感覚を人と分かち合うことが難しいこと。親や学校の先生、恋人や会社の上司からも「気にすし過ぎ」「考え過ぎ」「どうでもいい」と吐き捨てるように言われ続けることです。

自分の変えられない性質を、もっと明るく、もっと鈍感になるように、仕向けられる。

こんなことを人生で何十回、何百回と重ねていくうちに、だんだん人に心を開かなくなっていきました。

思ったことを口にすると、周りから「は?何言ってんの?」という雰囲気を感じて、しゃべらないほうがずっと楽に感じるんです。というか、楽なんです。

しゃべらない人の内向性と職人気質

表に出る漫画の主人公と裏方に回る作者

少年漫画のキャラクターって元気で行動力のあるタイプが主人公になることが多いです。ドラゴンボールの悟空とか、ワンピースのルフィとか。

世の中は、みんな目立つヒーローを崇拝します。

でも、そのキャラクターを生み出したのは漫画家。

ジブリの映画を多くを最初に生み出しているのは監督の宮崎駿監督です。

彼らは室内で椅子に座って、黙々と作業をします。全くしゃべらないことも無いだろうけど、どちらかと言うともの静かかなタイプでしょう。

しゃべらないタイプの人が、目立たないところで、世の中に貢献している例です。

無口で職人気質な人

職人さんって無口な人が多いですよね。言いたいことをすぐに言わないタイプの人、内に秘めるシャイなイメージがあります。しゃべらないけど、モノ作りを通して素晴らしい製品を生み出しています。

僕のおじいちゃんも、職人気質な大工でした。あまり自分の話はしないし、仕事一筋。でも、すごく優しかった。

ただ、僕の両親や親せきは、おじいちゃんが話をしないことや感情を表に出さないこと、職人気質なところをちょっと見下している感じがあって、僕はそれがすごく嫌でした。

あんなに大工の道を究めて、むしろ誰よりも働いて稼いできたのに、とても過小評価されているのが残念でした。

内向性もHSPも職人気質も、場所が変われば驚くほど違う

もし宮崎駿監督がコンビニの店員をしたら、そんなに仕事をテキパキこなせないかもしれないですよね。

コンビニの店員だったら、おしゃべり好きな主婦の方が機転が利くので向いている気がします。

無理やり宮崎監督にコンビニで働いてもらうよりも、職人気質なまま、世界を感動させる映画を作ってほしい。

しゃべらない人には、しゃべらない人なりの世界があるから、それを活かせる場所で生きていくのが世の中にとっても自分にとっても良いと思います。

テレビのしゃべらない人への扱いはひどい

テレビを見ていても、司会者の巧みなトークでゲストに話を回す場面をみていると、見ていて楽しいですよね。

しかし、たまに口下手な芸人さんもいます。テレビでの彼らの扱いは結構ひどい。完全にいじる対象でしかない。

そんな人が、突然本を出したりして、なかなか面白くて世間がびっくりするんです。

口下手な人だからこそ、じっくりと物事を観察して、普通の人の何倍の感性を駆使して、素晴らしい本や作品を生み出せる。

目立たないし、エネルギッシュでもないし、何を考えているのか分からなくても、めちゃめちゃ内面で深いことを考えて、自分と向き合っているんです。だから、テレビの扱いは少数派の良さを消してしまっているな、と思います。

「しゃべらない人」への対処法

もともとのしゃべらない人や繊細過ぎる人がいること知る

繊細過ぎてストレスをためやすいHSPという変えられない気質の人がいます。その人にしか分からない世界がある。だから、そういうタイプの人とは程よい距離感で接してあげてほしいと思います。

しゃべらないから嫌われているとか絶対に思わないでほしい

しゃべらないことで、自分と他人とのバランスを保っている人もいます。しゃべらないのは、嫌いということの意思表示だなんていう早とちりは絶対にやめてほしいです。

シャイな人は、数少ない心を開ける人を大切にしています。多すぎる人間関係には、神経過敏になって、体調が悪くなるくらいしんどい時があります。そういう人もいるということを知ってほしいです。

少数派をリスペクトしてほしい

日本に生まれてきてなんとなく感じてきたことがあります。家、学校、会社組織、社会全体で、明るい人や強い人、喋る人、目立つ人が正しい、同じ多数派の価値観を良しとするような空気感です。

例えば、今、世界中でLGBTなどの少数派を立場を改善する動き、運動など新しい価値観が次々にやってきますが、しゃべらない人、内向的な人への配慮ももっと進めていくべきだなと僕は強く感じています。

言ってしまえば、日本の学校教育は、特に中学以降、繊細な気質の僕からしたら、ずっと監獄にいるような気分でした。

しゃべらない人を変えようとしない

しゃべらなくても、義務を果たしているなら、何も悪いことはありません。どんなキャラクターで生きようがその人の自由です。無理に変えようとすること、しゃべらないことを悪いと思うことが問題だと思っています。そういう価値観自体がしゃべらない人の心さらに閉ざすことになります。

今しゃべらない人に伝えたいこと

しゃべらなくても、内向的でも、生きていけます。

しゃべらない人の創造性や何かを絵や文章、音楽で表現する力が世の中を彩り、豊かにし、進歩させることができます。そういう分野でなくても、縁の下に力持ちのような生き方で、生きている人はたくさんいます。

ドラゴンボールやワンピース、ジブリの映画も、そういう人がいるから生まれたことを想像してください。かれらはきっと、あまり社交的ではなかったと思うし、絵を描いたり、本を読んだり、自分の世界を大切にしてきた人達なんです。

上の例は極端ですが、そういうタイプの人は目立たないけど、一定数いるし、すごい可能性を秘めているから、別にしゃべらないことは悪いことじゃないと知ってください。

まとめ

しゃべらない人は、内に秘めている大きな可能性を持っています。

もともとそういう気質で生まれた人もいます。

しゃべれなくなるほど辛い出来事を経験しているのかもしれません。

昔の僕のように、本当はしゃべりたいのに、だんだん人に心を開けなくなって苦しんでいるのかもしれません。

本当のことは本人にしか分からないと思います。

でも、そういう人が将来、自分が輝ける場所で、世界中を感動させるような何かを生み出すこともあります。しゃべらなかった経験も、そのための大切な糧となります。

思っていることをすぐに口に出して話せない分、別の形で表現することが得意なんです。日本の漫画もアニメも起源は内向性からきていると、僕は思います。

その場で、しゃべってすぐに解決すること、臨機応変に立ち振る舞うことが苦手な人でも、普通の人以上に世の中に貢献できます。

ただ残念なのは、単純にそれが目立たないだけ、分かりにくいだけなのかなと思います。

その場で理解できないものを見下すような社会であってほしくないです。だから、僕はブログを通して、

世の中に内向的な人、しゃべらない人の素晴らしさを発信し続けていきます。

これからは、しゃべらない他人にも、しゃべらない自分にも、優しくしてあげてください。

以上です
byミケ男

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