HSPに向いてる仕事って何だろう?
その問いにHSPの僕が考えたことを発信します。
僕は、仕事でいつも同じような壁にぶつかりました。
- 仕事が遅い、できないと言われる
- やりがいが無くて辛い
- 仕事が続かない
- 適職が分からない
- 自分が分からない
バイトでも正社員でも、転職しても
多かれ少なかれ、同じような悩みを抱えてきました。
この状況をどうにか止めたくて
必死で探したのが「適職」でした。
目次
HSPに適職はあるのか?向いてる仕事について
結論から言うと
HSPに向いている仕事を具体的に挙げるのは難しいです。
なぜなら、様々な業界・職種で活躍しているHSPがいるからです。
- 学者
エレイン・アーロン博士(HSPを提唱したアメリカの学者)
- カウンセラー
武田友紀さん(HSPカウンセラーで「繊細さんの本」著者)
- グラフィックデザイナー(個人)
高橋敦さん(「「敏感」にもほどがある」著者)
- お笑い芸人、タレント、女優、アイドル
…etc
どんな仕事にも、いまいち共通点が見つかりません。
HSPが就いている職種
営業/事務/看護師/アーティスト/秘書/経営者/公務員/教師/コンサルタント/伝統工芸の職人/ハンドメイド作家/システムエンジニア…
「「繊細さん」の本」より
2020年以降、有名人の方が「HSP」を公表するようになり
それまでHSPには向いてないと言われてきた世界でも
HSPが活躍していることが分かってきました。
たぶん、
HSPが活躍している業界・職種は無限です。
具体的な職種をあげてもキリがないので
「なぜ適職に就きたいのか」
改めて考えました。
HSPの僕が適職を探した理由
僕の場合は、いろんな仕事をしてきて
いつも同じような壁にぶつかって
仕事が続きませんでした。
- 仕事で疲れやすい
- ストレスを溜めやすい
- 人間関係に消耗する
- 上司から標的にされる
- 根性が足りないと勘違いされる…etc
自分なりに一生懸命、仕事を頑張っているけど、仕事が辛い。
周りの人に相談しようものなら、「それが普通」「しんどいのは皆同じ」「もっとしんどい人もいる」と言われる。
相談しても仕方なくて、仕事ができるまで我武者羅に頑張るのが近道というのも分かる。
でも、どこかでいつもプチンと心が折れてしまいました。
仕事が辛い、辞めたい
最後、ボロボロになって職場を去る。
別の職場でも、いつも最後には同じような状況に追い込まれて仕事が続かない。
だから、適職について、向いてる仕事でキャリアを積まなけば、と考えたのです。
仕事が遅いとか、できないとか、言われて働くのは辛いなぁとか
色々考えてしまうんです。
HSPは仕事が遅いのか
僕の場合、正直、スピード重視の仕事は苦手です。
テキパキと効率良く行動する仕事は、周囲の人も余裕が無くなります。
ミスをすれば怒られるけど、遅くても怒られる。
だから、慣れるまでは本当に仕事が大変でした。
分からないこと、不安なことで頭が一杯になって、考えることが多い分、仕事の成長度がワンテンポ遅れるのかなと自己分析しています。
HSPで仕事が遅いと感じるのは、HSPの思考の深さの裏返しであり、長期目線でみたらそんなに気に病むことではないかも。
慣れたらスピードも早くなるし、思考が深い分、質の高い仕事ができるとも思います。
みさきじゅりさんの本では「HSPの仕事の成長曲線は独特」とありましたが、まさにそう感じます▼
HSPは仕事ができないのか?
仕事ができるかどうかは、環境によるところが大きいです。
僕は自分自身は大して変わらないのに、働く場所によって
「仕事が全然できない人」から「仕事ができる人」になったりしました。
例えば、学生時代のバイトの飲食店の基準では
「仕事ができる人」はこんな人でした。
- スピード
- 効率良くテキパキ
- 体力
- 店長や料理長と仲が良い
飲食店のバイトで2年くらい働きましたが、最後まで「仕事ができない人」と言われていました。
一方、一番長く続いた文化施設では、「仕事ができる人」の基準がちょっと違いました。
- デザインソフトを使ってチラシを作れる
- 最低限、英語で意思疎通ができる
- 電話応対で正確な受け答え
- お局さんとうまくやる
- ミスしない
- 遅刻しない
この職場では、僕は「仕事ができる」と言われたので
環境によっても、評価が変わることを実感しました
ちなみに、違う飲食店で働いた時は、前職の経験があったので、最初にキツいことを言われたりは少なかったですが
スピード重視は絶対なので、そこが僕のネックでした。
文化施設>飲食店
であることは間違いないと感じました。(人それぞれ違うので、あくまで僕の体感です)
仕事ができるという言葉は抽象的
「仕事ができる、できない」という表現はすごく抽象的です。
できないと言われると、まるで、全部できないように錯覚して
思考停止しそうになります。
逆に、仕事ができる、と言われても
できないことがあるのは自分が一番分かってるから、あまり意味がない。
他人に評価されることも大事ですが
何ができて、何ができないかを認識するほうが大事かもしれないです。
できることは伸ばして、できないことは改善する
実力をつけていく姿勢が重要だったなと感じています。
ちょっと話がそれましたが
これらを踏まえ、HSPの適職の探し方3ステップを紹介します。
HSPが適職に就く「3ステップ」
ステップ①自分を理解する
適職に就くための第一歩は
「自分を理解すること」
僕は自己理解を深める過程で、自分の考えをノートに書き出してみたり、自己分析の診断テストを受けたり、本を買って読んでみたりしました。
自問自答だけでなく、ツールを使って客観視することで、より自己理解は深まっていくと感じます。
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ステップ②適職の法則を知る

HSPカウンセラーの武田友紀さんの「 繊細さんの本」によると、次の3つのポイントが重なる部分が「適職」へのヒントになるようです。
①想い
やりたいこと
②強み
得意なこと
③環境
労働条件と職場環境
①、②の「やりたいこと」「得意なこと」は自己分析の範囲のことですね。
③の「労働条件と職場環境」は、応募要項や求人票などから予想できることもあります。
労働条件と職場環境

僕がもし今から仕事を探すなら、労働条件や職場環境はこんなことを考えます。
- 立地条件と家からの距離
- 大人数で働くのか少数で働くのか
- 土日休みかシフト制か
- オフィスに清潔感があるか
- 清掃の人がオフィスにいるか
- 1人で昼食をとる場所あるか
自分なりの条件を考えることが大切なので、この機会に適職の条件を紙に書き出してみるのもおすすめです。
ただし、このステップは、深め過ぎると終わらないので、ほどほどに。
土日休みじゃない方が続いた体験談
僕は新卒時代から絶対に土日休みにこだわりがありました。
土日休みじゃないと、人と予定が合わないと思ったからです。
でも、一番続いた「文化施設の事務職」は、平日休みのシフト制。
シフト制で働いてみると、3日に1回ペースで休みが来るので、ストレスをこまめに発散できました。
ハローワークの相談員さんがおすすめしてくれて、仕方なく受けた会社でした。
こだわりも大事ですが、信頼できる第三者の客観的なアドバイスにも、耳を傾ける視野の広さも大切だと感じます。
そして、そもそも、土日に予定を合わせる友達がいなかったと後で気づきました(笑)
ステップ③トライ&エラー
適職に出会うために絶対に必要なことは
「トライ&エラー」です。
死に物狂いで考え抜いて選んだ仕事でも
「やってみて全然向いてなかった」
ということだってあります。
グラフィックデザイナーで挫折した体験
昔、グラフィックデザイナーが適職だと考えた僕は、職業訓練に通いました。
デザインは確かにやりたいことでした。
得意だと思っていたし、評価してくれる人もいました。
訓練を修了し、10社くらい落ちてやっと内定した会社を、たった2ヶ月でボロボロになって退職しました。
僕が入社した会社は、未経験者を受け入れてくれる代わりに
求人票とは全然違う職場環境のブラックな会社でした。
社長の怒鳴り声を毎日聞くような環境だったので、デザインの仕事自体にトラウマを持つような経験になりました。
自分の頭の中では「適職」だったのに、実際にやってみたら違いました。
考えて考えて考え抜いて、苦労して得た職種で失敗することもある。
逆に、人に相談して、さらっと紹介された会社が
意外と環境があっている場合もある。
結果論になりますが、僕はクリエイティブでガツガツ働くよりも、文化系の落ち着いた空気感で働く方が合っていました。
そう学べたのもトライ&エラーを続けてきたからでした。
まとめ
HSPに向いてる仕事をあげるのは難しいけど
あらゆる分野のあらゆる職種でHSPは活躍できるはず。
HSPは仕事が遅くもないし、できないわけでもない。
●適職の探し方は3ステップ
①自分を理解すること
②適職の法則を意識する
できるだけ「やりたいこと」「得意なこと」「環境」が理想に近い場所を探すこと。
③トライ&エラー
トライ&エラーで少しずつ適職に近づくイメージで。こだわりも大切だけど、周りの意見にも耳を傾けて、選択肢の中で自分にとってのベストを選べばいい。
適職についてあれこれ考えるのは、思考が深い証拠です。
短期的に見たら、無駄な作業かもしれないけど、
長期目線で考えれば、やりがいや喜びに溢れる仕事へと、きっと繋がっていると僕は信じています。
最後に、僕の恩人の言葉を紹介します。
僕がやりたいことが分からなくて、どうしようもなかった27歳の時、
1人で就活をすることに限界を感じ、ハローワークへ相談に行きました。
経歴を話し、ボロクソに言われることを覚悟で相談しましたが、
その人は僕にこう言いました。
自分の好きなことから仕事を探したら良いよ。
好きなものを扱う業界なら、同じ波長の人が集まる。
面接でも話が弾む。
絵が好きなら「絵」というキーワードで探してみる。
「好きなこと」を難しく考えなくていい。
「得意な事は何ですか?」と聞かれて、パッと思いつくことから探してみる。
なぜパッと思いついたのかと言えば、やっぱり好きだから。
どんなに期間が短くても
今まで君がやってきた経験は
一つもムダにならないよ。
それでは、この記事が
あなたの何かしらの良いきっかけになれば嬉しいです。
以上です。
参考までに、僕が使った自己分析のツールはコチラ▼
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転職相談サービスもいろいろあるようです▼
第二新卒AGENTneo…初回面談は約2時間。担当者と一緒にキャリアプランを立てる手厚いサポートが魅力のサービス。- マイナビジョブ20’s
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人間の5人に1人は、繊細な気質を持つHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)。
日本では「繊細さん」とも呼ばれます。
HSPには下記のような特徴があると言われます。
- 5感(まぶしさ、物音、臭い)の感度が鋭い
- 人は好きだけど、長時間一緒にいると疲れる
- 音楽や芸術に心を惹かれる
- 病気じゃないけど、繊細さを人に理解されにくい
HSPについて詳しく知りたいと思ったなら
HSP専門カウンセラー武田友紀さんが書いた
「繊細さんの本」が分かりやすくてオススメです。
50万部突破!一番売れてるHSPの本▼
「繊細さんの本」紹介記事はコチラ▼
【HSPが読むべき1冊】7冊読み推薦する日本人HSP当事者の「繊細さんの本」
10冊以上のHSP本を読んだまとめた記事はコチラ▼

提唱者の診断チェックができるHSP入門記事▼

初めてHSPを知ったアナタへ▼

はじめまして。
「繊細さんの適職」のキーワードでこちらにたどり着きました。
私もトライ&エラーの繰り返しです。
私も職場によって自分の評価は両極端です。
私の場合は、転職を繰り返す毎に、聴覚が敏感なのか職場の雰囲気が自分の能力発揮に大きく左右する事に気付きましたよ。
同じ業種でも悪口が飛び交う職場では評価が下がりせめられ、お互いの個性を認め合う職場では心地よく働け評価が上がることがわかってきました。
「繊細さは克服しなくていい。」
息詰まってしまった時思い返したい言葉ですね。
ありがとうございます。
ただ、転職を繰り返しすぎるとアラフォーになる頃には就職が厳しくなるので、若い繊細さんは自分の力を発揮できる条件を早めに掴めるようになるといいですね。
ミケ男さんはじめまして。
私は最近自分が完全内向型である事を知ったのですが、内向型とHSPの違いを検索してこちらの記事を見つけました。
この記事を読んですごく励まされました。今就職活動中なのですが、3年ほど前から転職先で上手くいかず2社を1年ほどで辞めています。自分がやってみたいと選んだECサイト管理の職種や実務経験のある営業事務を選んだのに仕事内容や人間関係が辛く続けられなかったです。今就職活動中ですが、自分には何が向いているのか、どうしたら仕事が続くのか、よく分からなくなってしまい迷走しています。そして社会人としてやっていけないのかもしれないと不安が大きくなり、働くという事自体に怖いと感じる気持ちが出てきてしまいました。
そんな気持ちの中でこの記事を見つけて思わず泣いてしまいました。もうちょっとがんばろうって思えました。ありがとうございます。
れいさん、はじめまして!
私もいまなんだか同じ状況にいたので思わずコメントしてしまいました。
私もいま転職先の上司2人と全くうまく行かず、人生の分岐点にいるようです。。
コロナの影響で専門家の方には会えてないのですが、自分はきっとHSPだろうなと確信しています。適職見つけられるのか、不安でたまらないですよね。本当に私も同じ思いです。
不安で最近は本当に眠れなくなってきて、メンタルに不調が出てきたので、いかんなと、
落ち着け、自分、、泣。といろいろと向き合い方など調べています。
でもこうして同じ悩みを持つ方々が最近声を上げてくれたり、こうやってネットの力で繋がるようになったので本当に励まされています。
お互いがんばりすぎず、、トライアンドエラーで、見つけていきましょう!私ももっとHSPについて、自分に向き合っていきます!いつかコミュニティ、こうした横の繋がりでみなさんとお会いできたらと思います!
ミケ男さんはじめまして。
中途半端にしかできない、という悩みからググッて、
このサイトに辿り着きました。
いくつかの記事を拝見して、
自分もHSP、なのかなあ、
と思い、グッドポイント診断してみました。
「冷静沈着」
「悠然」
「親密性」
「現実思考」
「感受性」
でした。ミケ男さんといくつか同じですかね?
僕は、14年前に、建築業の大工職になってから、
仕事が遅い、臨機応変に仕事ができない、
などにずっと悩んで来て、
今、42歳になってようやく、
苦手な事を克服しようと苦労する事を手放して、
自分の適職を探す事に動き出したところです。
このサイトの他の記事ももう少し読み込んで見たいと思いました。
ありがとうございます。
yfさん
コメントありがとうございます。
グッドポイント診断、現実思考以外は全て同じだったと記憶しています。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
14年間で培ってきた経験と、強みや長所を少しでも活かせる道を探そうとする意志があれば、
きっといい方向へ進んでいくのではないかと思います。
職場によって、自分の評価は変わりますし、タイミングによっても、
状況は変わってきます。
短期的に見たら苦しいことはあるかもしれませんが、僕はコメントを読ませていただいて、
長い目で見た時に必ずより良い人生へ、よりご自分らしい生き方へ舵を向けているように感じました。
こちらこそ、温かいメッセージ、ありがとうございました。
ミケ男さん、こんにちは。
最近始めた仕事が辛くて「なんでいっつも普通の人が出来ることが私には出来へんのかなぁ?」と思っていたところ「HSP」というものを初めて知り、こちらのブログにたどり着きました。
50過ぎのおばちゃんですが、ある種の「生きづらさ」みたいなものは子供の頃から感じていました。大人になってからは仕事が長続きせず、周囲には「我慢、努力が足りない」と呆れられる始末で長年自信をなくすばかりでしたが自分が「HSP」にあてはまるなとわかった途端にストンと腑に落ちたような気がします。
私もミケ男さんと同じように職場によって自分に対する評価が「使えない人」と「仕事ができる人」と極端でした。それぞれの職場の特徴などミケ男さんの経験と重なることも多いです。「ドラキュラ」にターゲットにされることもあったなぁとか思い出したりしてたらなんだか泣けてきました。
気を取り直して、ミケ男さんお勧めの本を読んでみますね。色々ためになる情報ありがとうございました。
関西のおばちゃんさん
コメントありがとうございます。
理由の分からない生きづらさがHSPを知ることで、少し楽になっているようで良かったです。
どうしても職場や人間関係でHSPは苦労してしまいますが、工夫することで、生きづらさはきっと楽になると僕は信じています。
これからも、僕は色々な本や実生活を通してHSPに役立つ情報を発信していきたいと思います。
温かいコメントがなによりも励みになるので、感謝です。
「繊細さんの本」いかがでしたか?
HSPの本には、HSPに役立つ情報が詰まっているので、時々インプットしながら、実生活で知識を活用してもらえればと思います。
僕も関西なので、生きづらい関西で頑張っていきましょう!
ありがとうございました。
ミケ男さんこんにちは。
私は、自分で言うのもなんですが、HSP気質はかなり強いと思っています。
少し長くなると思いますが(*_*)書かせてください、、。
私は、今年新社会人になりました。
調剤事務員として薬局で働きました、が、2ヶ月で退職し、現在は無職です。
当たり前ですが、毎日分からないことが沢山あって、すでに築かれてるベテランさんたちの中に入り報告をしたり、わからないことをきいたり。常に周りに人がいる状態で、落ち着く時はなくて、見張られてる感じがして。それで余計に焦って、失敗してしまっていました。
また、薬剤師の補助が業務で、それは、1つのことに集中して取り組む仕事がなく、常に周りをみて臨機応変にスピーディーに取り組むことを求められる仕事です。
pc打ち込みもお客さんの応対も薬剤師の補助も薬の収集も内部間での報告も、常に意識し、360°に気を張る必要があります。
様々なことを速くしなくてはいけないということが辛かったのかもしれません。
唯一、気が休まったのは、薬が足りなくなって、他店にとりに行く時に、ひとりで運転している時でした。
いつも顔色を伺い、どんどん苦しくなっていきました。仕事中にトイレで泣いたり、仕事が終わってから逃げるように飛び出し、すぐさま車の中で泣いたり、ついには朝仕事に行こうとすると、涙が止まらなくなり、行けなくなりました。自分でも限界だと感じましたし、今考えるとやはり普通の状態ではなかったと思います
そして、退職したのですが、本部の方が優しく話しを聞いてくれ、場所を本部に変えることを提案してくれました、が、渦中の中にいた私は一刻も早くここを辞めなくては、、!!と追い込まれていたため、断ってしまいました
人が良い会社だったため、あそこでもう一度場所を変え、頑張ってみても良かったのでは、と少し考えてしまいます。
私は今、辞めたことは後悔してないと言えば嘘になるかもしれませんが、これは神様が一旦自分自身を見つめなおす、知る機会を与えてくれたのではないかと思っています。
そして、自分を知るために、HSPの本を何冊か買ってきたり、記事を探したりなどしています。
私にとって、ミケ男さんがブログで発信してくれること、HSPの本があることは私にとっての救いです
そしてこの記事で知った トライ&エラー という言葉には、本当に勇気が出るんです、知れて良かったです。
私が起こしたエラーは意味のあるエラーだと思いたいです。
ミケ男さんの他の記事も見てみようと思います…!
ぬいぐるみの工場長さん
辛い中、メッセージありがとうございます。
僕も忙しい職場で働いていた時に、周りに監視されているような感覚があった時は、常に落ち着かず、ミスをたくさんしてしまっていました。
そういう場所に居続けるだけでも、どんどん気持ちが落ち込んでいったので、お気持ちがすごく良く分かります。
職場環境的に、ぬいぐるみの工場長さんの良さが活かしにくいことが多かったようですね。集中して取り組める条件があればしっかりできるのに、
環境で潰されてしまうことがHSPにはよくあると僕は思っています。そして、その環境っていうのは、自分で変えられることもあれば、努力してもどんな手を使ってもどれだけ我慢しても、変えられないことがあると思います。
僕も実は昔、配置転換をしてもらったことがあるんですね。配置転換で上手くいけば、そこに勤めておきたいと思ったんです。しかし、場所を変えても、毎日同じだけの時間を、違った環境でスタートする訳で、それだけでかなりのエネルギーが必要でした。
配置を変えても、前の環境と関わりがゼロになる訳でもないので、色々な事が気になって、結局1カ月くらいしてさらに辛くなって退職しました。
僕も良い人職場には何人かいたので、申し訳ない気持ちがあって、限界まで頑張ってしまいました。
今振り返ると、あの時の僕に必要だったのは、配置転換ではなく、休養でした。何の義務も発生しない、元気になるまで休む休養が必要だったと、体調を崩した後で分かりました。
そして、体調を崩してもなお、辞めた自分のことを後悔することも何度もあったのですが、、、そういうことを繰り返しながら、自分のパターンを知って、次に活かせばいいと思います。
「自分はこういう環境や労働条件ではうまくいかないかもしれない」
「こういう時は、次はこうしよう」
「自分が頑張る限界はここまでにしよう」
「こうなったら転職も考えよう」
そういうことを経験値として蓄積していく機会になります。
自分にしか当てはまらないルールみたいなものですし、苦しんで初めて気づくことだと思います。
なので、辞めたことを後悔しなくても大丈夫、限界まで苦しんでいた自分を守ったんだと捉えてほしいです。
HSPの本でおすすめは「繊細さんの本」というものがあり、僕が一番オススメしているので是非読んでみてください。
https://sensai-mikeo.com/hsp-book-osusume/
あと、元気が少し出てきたらHSPの交流会もいってみると面白いですよ。自分と同じような繊細な人が集まっていて、同じ悩みを共有し合ったりできるので、
余裕があったらそういう場にも顔をだしてみても良いでしょう。
僕は時々参加してみて、孤独感を癒したりしています。
いずれにしても、無理だけはしないようにしましょう。自分の限界はここまでと知るための貴重な時間なので、
じっくりゆっくり焦らず、何度でも失敗する前提でいきましょう。
僕もトライ&エラーという言葉が大好きなので、勇気が出ると言ってもらえてすごく嬉しかったです。
良かったら、ツイッターも更新しているので、(ミケ男)で検索しフォローしてもらえたらと思います。
コメント、ありがとうございました。
たまにブログ拝見させていただいています。
HSP診断はほぼ満点です笑
私は今転職活動中です。
27歳なのに転職を4回も繰り返してしまっています。辞める理由も内気そうなのをいいことに目をつけられいじめられたり仕事のストレスに耐えきれなくなって…などです。
今まで栄養士をしてきました。周りからは献立ててるだけと思われがちな仕事ですが実際は献立も調理も事務仕事も責任者業務もやらなくてはならなくてかなり仕事量が多かったです。私には向いてないかも?って何回も感じたけど中にはバリバリこなしてる人もいるのでそれが耐えられない自分を責めてたしせっかく資格取ったのだから違う職種にしたら親ががっかりするんじゃないかとかあれこれ考えすぎて同じことくりかえしていました。
このぐらい良いやって思える性格になろうと思ってもそんなこと出来るわけでもなく結局残業になろうが持ち帰りになろうが仕事してました。お客様側からのクレームも要望も私がダメだからだとか全部聞いてあげないとダメなんだとかすべて抱え込んでしまっていました。とにかく時間に追われて忙しい上女の人ばかりの職場で人間関係のトラブルも絶えませんでした。休みも少なく心がおかしくなってプライベートなんか楽しむ余裕もないし寝る時間も削ってました。
仕事を辞めてからHSPという性質を知って私はだから人よりストレスを感じやすいし色々なことが気になって疲れちゃってたんだとようやく気がつきました。
HSPを知らなかったら私どうなってただろうと思うくらい知って本当に良かったです。仕事辞めてから結構ゆっくりしちゃってるのでちゃんとしなきゃ!ってついついまた自分を責めちゃうけど同じことくりかえさないように休める時はしっかり休んで好きなことしようと自分に言い聞かせてます。自分の性質をちゃんと知ってからは違う職種にしてみようかと思っているのですが過去のトラウマが蘇ってきてまたいじめられるんじゃないかとか耐えられないんじゃないかとか思っちゃうんですよね…
自分に合う仕事ってなんだろうってまた深く考えちゃうし笑
在宅でも出来るような仕事も見つけたけど起動に乗るまではやっぱり外での仕事しなきゃだよなーって思ってます。
悩んだときはこちらのブログに来させていただいたりして仲間がいるという心強さを日々感じています。これからもよろしくお願いします。
ゆかさん
コメントありがとうございます。
ブログ、見てもらえて嬉しいです。
お仕事、大変苦労されましたね。同じHSPなので、よく分かります。普通の人の何倍何十倍も苦しみを感じていることが想像できます。
僕も事務職をやっている時、誰も助けてくれず、分かってもらえず、努力するほど苦しくなり、ふと弱みを見せたら攻撃されるような環境で心を病みました。
病んだ状態でも、周囲の期待に応えたいと思って限界まで続けようとしたり。。。
親に心配かけたくないという気持ちもとても分かります。僕は転職は3回ほど経験してますが、親からは理解されないし、自分でもそんな自分が嫌いで、全否定してきました。
僕が最近思うのは、HSPは一般的な社会の常識や価値観が、あまり役に立たないということです。
感じ方が周りと違うから、幸せの基準も、生きる価値観も、かなり違うんだと思っています。
栄養士のお仕事での経験と知識は、ゆかさんの財産なので、色んな所で活かせると思います。
HSPは食事からも影響を受けやすいと言われているので、HSPとしてそんな経験やスキルを持っている人が羨ましいです。いくらでも可能性はありますし、直接役に立たなくても、どこかで必ず活かされるはずなので。
ダメなのは、散々苦しんでいる自分を、鈍感な大多数の他人と比較してしまったり、人からの心無い言葉から影響を受け過ぎて、自分を苦しめてしまうことだと思っています。
元気さえあれば、いくらでも、いつでも、どこからでもスタートできるし、これまでやってきた経験は1つも無駄になりません。
自分でこうかなと考えてみて、やってみて、そこで自分が感じたことを信じてみると良いのかもしれません。
HSPは一般社会の常識や価値観では測れないそれぞれの物差しを持っていて、それぞれの感性と個性で世の中に貢献できます。
どういう道に進んでも、今までの経験は無駄にならないし、天職に出会うまでも過程だと思うので。
もし、時間的に余裕があるなら、HSPの関連本を何冊か読んでおくと、HSPに役立つ情報を効率的に収集できるので、おすすめですよ。
何かしらの参考にしていただければと思います。
コメントありがとうございました。
ミケ男さん、ステキなサイトを作って下さってありがとうございます(≧∇≦)
もうアラフィフのおばちゃんですが、最近になって、ようやく自分がHSPであることが分かりました。。。(この年でのタイミングも、何か意味があることだと思っています)
まだ長沼 睦雄先生の「敏感すぎて生きづらい人の こころがラクになる方法」を一冊読んだだけなので、ミケ男さんのオススメする本をこれから読んでみたいと思います。
バナナスムージーさん
あたたかいメッセージありがとうございます。
最近になって認知されたということで、今まで本当に辛かったのだろうなと想像してしまいます。
僕は、HSPのことを知ったタイミングが、その人が知るべきベストなタイミングなのかも、と思っています。
HSPを知るまでに、経験して感じてきたことがたくさんあると思いますが、きっと世の中で同じような悩みを抱え続けて、今も理由が分からない生きづらさで苦しむ人がいると思います。
バナナスムージーさんも、是非そういった人たちに向けて何かを発信して、1人でも多くの潜在HSPが、HSPを知って、自分らしく前向きに生きていくための希望のような存在になってもらえたらと思います。
あたたかいメッセージありがとうございました。
先日本のレビューにコメントさせていただきました、JHです。
ストレングスファインダーの本、読んでみました(^_^)
私はミケ男さんとは違った理由(野心が強すぎる、未来志向すぎて周囲に馴染めない)ですが、突然仕事を辞めてしまうことがあるんです。
現在民間のプログラミングスクールを終えて就職活動してるのですが、
Webテストの結果本当に当たっていますね。
マネージャー層から見た、その特性を持つ人の使い方なんかも非常に興味深く読みました。
面接で私の診断結果を見せて、気に入ったら採用ってしてもらいたいぐらいです。笑
話は変わりますが、私は目が光に弱く、サイト閲覧をしてると疲労がたまりやすいんですが、
ミケ男さんのHPは色使いが優しくてなんだか癒されます。
いつも『センスいいな』って思って見てます。
私はフロントエンドのセンスが皆無なので、その点とても羨ましいです。
JHさん
再びコメント嬉しいです。ありがとうございます。
ストレングスファインダーを使ってもらえてうれしいです。
JHさんは野心と未来志向ですか。なんとなくIT企業のリーダーが思い浮かびました。
僕は診断で満足してしまって、JHさんほど深くは読みこんでませんが、役に立てて良かったです。
当たってますよね。占いのように、誰にでも当てはまるような結果でないところも信頼できます。
資質なので、面接の時には、自然に雰囲気で伝わるのかもしれませんが、アピールしたくなりますね。笑
デザインに着目していただいたのは、かなり嬉しいです。
立ち上げ当初はかなりハチャメチャな配色で目がチカチカしていました。
自分で何度も見返す時に、ストレスを感じてました。
ちょっとずつ自分のブログの内容に近い、メディカル系やメンタル系のサイトの配色を取り入れたり、WEBデザイナーさんのサイトを参考にして改善しています。
なかなかデザイン面でフィードバックしてもらえることがなかったので、かなり嬉しいです。むしろ、そこに気がつくのもセンスがあると言えると思います。
ブログはJINという有料テーマを使っていて、ほぼ配色だけをいじっています。というのも、僕はWEB言語恐怖症なんです。
だから、プログラミングを習得されているだけで、本当に尊敬します。
長くなりましたが、デザインもこれからもっと心地よいものにレベルアップさせていきたいと思いました。
就活、応援しています。
ありがとうございました。