繊細な性格の僕は、その気質と少数派ゆえの生きづらさ、数々のトラウマ体験から、挫折続きの人生を歩んできました。
- 自分に向いている仕事が分からなくて辛い
- トラウマ体験(怒鳴られる・目をつけられる・いじられる)
- 就活150社以上不採用
- やりたいことが分からない
- 自分のことが分からない
こだわりが強くて、要領が悪くて、ダメダメな僕でしたが、
最終的に希望の仕事で内定を取るという結果だけは出してきました。
仕事の悩み全般について、僕が伝えられることで良ければ、体験したこと、考えたこと、対処したことを発信したいという想いがあります。
この記事が、僕と同じような「繊細」ゆえの生きづらさを抱えながらも、一生懸命にやりたいことを探している人の力になれたら嬉しいです。
それでは、気になる記事から読み進めてください。
目次
とにもかくにも、まずは自己分析から
まず、全てのスタートと言える「自己分析」から始めてみましょう。
自己分析のポイントですが、この2つは分けて考えましょう。
「仕事のための自己分析」
「人生のための自己分析」
「仕事のための自己分析」は、仕事上の自分の強み・弱みを知り、応募書類や面接で活かすためのものです。
仕事のための自己分析
仕事のための自己分析ツールを使えば、とらえどころのない自分のことを、はっきりと言葉に変換して認識することができます。
この作業は、面接や自己PRで、自分のことを全く知らない人に説明する際に、とても役に立ちます。
自己分析ツールの王道として有名で定評がある本は「ストレングスファインダー」です。書籍に付録でついているコードを使ってWEBテストを受けると、30以上の資質から、自分の上位5つの資質を診断できます。(※ただし、診断するには2,000円前後の新品を買う必要があるので注意)
節約したい場合は無料の自己分析ツールを活用しましょう。
10以上の無料ツール試した僕のおすすめは「リクナビNEXTのグッドポイント診断」。一番診断結果が当たっていて、スマホでも操作しやすかったです。
会員登録に最低限必要な情報は
- メールアドレス
- パスワード(6~20桁の英数字)
- 名前
- 生年月日
だけです。他の情報も求められますが、上記の必須項目さえ入力して会員登録を済ませれば「
ストレングスファインダーより精度は劣るものの、無料で18個の中から5つの強みを診断できるツールは他に無いので、おすすめです。
人生のための自己分析
「人生のための自己分析」は、人生全体を通して成し遂げたいこと、やりたいこと、長い視点での将来のビジョンを考えることです。
就活を始める前に「5年計画」という、中期的な目標設定をしておくのもおすすめです。僕が好きなサイト「ライフハッカー」さんの記事から、5年計画を立ててみました。

人生で叶えたい夢や目標から、今後の人生を考えることもできます。「人生の100のリスト」という本が参考になるでしょう。

自分と向き合っていく中で、僕はHSP(Highly Sensitive Person)であることも分かってきました。

人生のための自己分析は、就活では必ずしも必要ではありません。
突き詰めてしまうと、哲学や悟りの境地のような話になります。
仕事探しで絶対に必要なのは、「仕事上での強み・弱みを知る自己分析」なので、ハマり過ぎないように注意したほうがいいかも。
繊細HSPな僕が悩んできたこと
繊細な僕は、仕事でたくさんの悩みを抱えてきました。
- イジられる
- ナメられる
- 目をつけられる
- 怒鳴られる
納得できないことをたくさん体験してきた僕は、社会に対して発信したいことが山ほどあります。




このうような状況に追い込まれがちな僕は、自分のやりたいこと、得意なこと、そして労働条件のバランスが悪かったと感じています。
繊細な人にとっての適職は「好きなこと・得意なこと・労働条件」の3つが重なるもの、ということを下記の記事でも発信しています。

繊細HSPはやりたいことに悩みやすい
繊細な気質を持つ僕は、周囲に理解されないことが辛かったため、周りに合わせて自分を抑圧する傾向がありました。
それを積み重ねていくと「やりたいことが分からない」という状態になって、他人に依存的になったり、自分のことが分からなくて苦しんだりしました。
やりたいことを探せば探すほど分からなくなり、10年以上もやりたいことを探し続けていました。

そうやって転職を繰り返していると、ひどいレッテルを貼られることがあります。そのことを必要以上に気にしすぎて、なかなか行動できない自分を感じました。
やりたいことが分からなくて絶望していた時期に、ハローワークで素晴らしい出会いがありました。
相談員さんに「どんなに期間が短くても、やってきたことは無駄にならない」と励まされて、希望の条件の会社まで見つけてもらって、内定を得ることができました。

好きなこと、得意なことは、やっぱり自分を救うんだと感じています。
情報収集と求人検索:繊細HSPの転職
効率的に情報収集することで、仕事探しが楽になります。
情報にアンテナを張り続けましょう。
求人の応募方法は、大きく「サイト」「エージェント」「公的サービス」の3つです。長所、短所を知り、自分にあったサービスを選ぶことがとっても大切です。
僕の厳選!おすすめ「転職サイト&エージェント」
僕がおすすめする仕事探しの基本は、
- ハローワーク
- 転職サイト
- 転職エージェント
の3つをバランス良く使い分けることです。
ハローワークは圧倒的な求人数があり、住んでいる周辺地域で仕事を探すなら、ハローワークで決まる可能性が一番高いです。
しかし、「転職サイト」と「転職エージェント」は、ハローワークでは出会えないような大手企業や優良企業の求人もあるので、それぞれの目的に合わせて使分けるようにしましょう。
個人的には、ハローワークが仕事探しの基本かな、と思っています。
情報収集から求人応募までオススメ「転職サイト」5選
転職サイトは、自分で求人を検索して応募する「検索応募型」のサービス。
とりあえず、情報収集とモチベーションアップを目的に一歩踏み出す時におすすめです。
レジュメ登録しておけば、あなたに興味を持ってくれた企業からオファーが届くので、業界や職種の視野が広がっていきますよ。
「
おすすめ転職エージェント
相手あっての仕事なので、1人で求人検索をしているだけでは、収集能力と業界への理解には限界があります。
僕は書類選考を含めると今まで150社以上落ちました。それを経験して分かるのは、仕事探しは1人の力ではどうしようも無い時がある、ということです。
誰かの力を借りる人は、情報収集力、モチベーション維持、行動力においても、圧倒に有利になります。
就活で行き詰って困っているなら、「結果を出すためには、人の力を借りる」という視点も大切かもしれません。参考までに、こんなサービスもありますよ、いうものを紹介しておきます。
<転職エージェント一覧>
マイナビエージェント 20代に強いと評判で、中小の優良求人が豊富- パソナキャリア 転職エージェント満足度 第1位(2019)でサポートが手厚いと評判
- 若者正社員チャレンジ事業
:ニートやフリーターが、お金をもらいながら、正社員が目指せるサービス リクルートエージェント 20代後半から使いたい、業界ナンバーワンの転職エージェント doda(デューダ)リクルートに次ぐ求人数を誇る、業界2位のエージェントサービス- マイナビジョブ20’s!!「第二新卒」「既卒」世代に特化したマイナビ運営のサービス
- ハタラクティブ
「既卒」「第二新卒」「フリーター」「ニート」でも正社員で紹介してもらえる 20代の既卒・フリーター・第二新卒を専門にした就職支援を10年前からスタート!再就職ならジェイック!- 【ウズキャリ第二新卒】 第二新卒・既卒向けで求人は少ないが、手厚いカウンセリングが定評のエージェント
- 就職Shop 「既卒」「第二新卒」「フリーター」「ニート」でも正社員求人が豊富な、リクルート運営のサービス
仕事探しの基本は、
- ハローワークは使い倒す
- 転職サイト…2コくらいで情報収集
- 転職エージェント…2~3コくらいから相性の良いところを選別
というように、バランス良く探すのがおすすめです。
たくさんあって選べないという人は、情報収集と自己分析のために「
転職エージェントは「自分の経歴&担当者との相性」が全てなので、使ってみないと分からない要素が多いです。
客観的な指標として求人数と実績で選抜した時のおすすめは「リクルートエージェント」「
エージェントに興味がある人は、下記の記事でも詳しく紹介しています。
▼「転職サイト」20代前半向けはコチラ

▼「転職サイト」20代後半向けはコチラ

▼「転職エージェント」20代前半向けはコチラ

▼「転職エージェント」20代後半向けはコチラ

▼既卒・ニート・フリーター・引きこもりも使える「エージェント」

「現在の仕事を辞めるかどうか」で悩む人へ
慢性的に仕事へのモチベーションがあがらないことに悩んでいた僕は、仕事に行きたくないと思う日々を過ごしていました。

職場へ迷惑をかけるという罪悪感と、仕事を失う不安から、なかなか仕事を辞められない人もいると思います。
仕事を辞めるかどうかズルズル悩み続けて、決断できないまま悶々と働き続けました。

そして、メンタルがボロボロになったタイミングで退職しました。

「もっと早く辞めてもよかった」
「辛いなら誰かの手を借りても良かった」
「傷病手当など必要なら主張すべきだった」
そんな後悔が残っています。メンタルがボロボロな状態で、退職手続きが本当に辛くて大変でした。
上司にどうやって伝えるかも悩みに悩みましたが、僕はメールで伝えました。一度引き留められて、自分の心にも迷いが生まれて、それがさらに苦しくて、辛かったです。

当時の僕のように心身共に限界に近いなら、「退職代行サービス」の利用するのも手です。交渉のプロが窓口となって、一切の手続きを代行してくれます。もちろん合法で、かつ円満退職を目指してくれます。
こんな時、無理せずに、次の仕事探しのためにエネルギーを使いたいなら、退職代行サービスはとってもおすすめです。
ポイントは
- 心身の不調は無く健康である
- すでに次の職場が決まっている
- 今後その業界、人脈とは縁が無くなる
- 最悪バックレようとしている
- 社会保険や年金について考えるのが苦手
かなり珍しいケースだと思いますが
上記を全て満たす場合は、退職代行を使った方が合理的かつ精神的にラクでしょう。
https://sensai-mikeo.com/taishoku-daikou-rankingu/
繊細でも自分らしく生きていこう!
僕は仕事がなかなか続かなかったので、何度も失業保険が受けられない短期離職を経験しました。
短期離職の人には色んな選択肢があるので、めげずに頑張りましょう。

仕事を辞めた後も、人生はずっと続いていきます。退職は、自分の人生を見つめ直すための、良いきっかけにしていきましょう。
もし退職を考えたなら、退職後にやるべきことを知っておくと安心です。

何かのきっかけに、本を読んでみるのもおすすめです。

残念ですが、世の中は繊細な人のためには作られていません。
言葉で言うのは簡単ですが「繊細な人にとって世界はとても生きづらい」という事実があります。
僕は、これからもブログを通して、繊細な人のためのライフハック術を発信し続けます。

まとめ
仕事探しのポイントは、大多数の人のアドバイスよりも、まずは自分自身の心の声に耳を傾けることだと思います。
繊細な人は、自分のままで楽しく生きていけると、僕の愛読書『繊細さんの本』からも教えてもらいました。

自分と向き合い続けて、歩み続けていけば、きっといつか「天職」に出会えるはず。そう信じて、一歩一歩確実に前に進んでいきましょう。

このブログが繊細な皆さんの人生に革命を起こすような、良いきっかけになれば嬉しいです。