繊細な人

【HSPが読むべき1冊】5冊読み推薦する日本人HSP当事者の「繊細さんの本」

繊細さんの本hspにおすすめ

繊細過ぎる気質”HSP“の僕が、HSPの関連本を5冊読み、その中で最もオススメしたい1冊『繊細さんの本』について詳しく紹介します。

ちなみに読んできた本は下記になります。

 

 

これらの中で『繊細さんの本』を僕が一番おすすすめする理由、気になる人は続きをどうぞ!

HSPの特徴をおさらい

繊細な女性

HSPの人には以下のような特徴があります。

  • 自分のまわりに機嫌悪い人がいると、気になって仕事が手につかない
  • 相手の気持ちを考えすぎて断れない
  • 些細なことまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる
  • 疲れやすく、ストレスが体調に出やすい

参考:繊細さんの本

周りの人よりも敏感に物事を察知して、感じとってしまう繊細な人。

アメリカの研究によると、5人に1人が繊細過ぎて生きづらさを抱えているHSPと言われます。

おすすめする本には20項目以上の診断テストも含まれているので、特徴について詳しくはそちらで確認してみてください。

HSP本でおすすめ『繊細さんの本』ってどんな本?

 

著者はHSP専門カウンセラー武田友紀(たけだ・ゆき)さんという女性です。

これまでに600名以上のHSPで悩む人をカウンセリングしてきた、国内では珍しいHSPの専門家です。

これまでの相談経験を具体的なエピソードとして紹介するため、とても読みやすい構成となったいます。

著者自身もHSPであり、生きづらさを感じながらも会社員として働いてきた経歴の持ち主です。

HSPの繊細な目線で、当事者にしか分からない気持ちに寄り添う文章が魅力であり、本の中では、HSPを親しみをこめて「繊細さん」という言葉が使われていて、本のタイトルにもなっています。

HSPの本を読んでいて僕が「んん…?」と感じてたこと

HSPの診断

色々なHSPの本を読んできて、感じたことを正直に書いてみました。

当事者の目線じゃない本に違和感

HSP当事者は、これまでの人生で幾度となく生きずらさを感じてきて苦しんできました。

自分を責めたり、自分を変えようとして生きてきた人もいるでしょう。

HSPではないお医者さんが書いた本では言い回しに傷つくことがありました。

例えば、「普通の人はこうだけど、HSPの患者は○○で△△の傾向があります。」という具合に。

これでは「HSPって治さないといけない悪い性質なんだろうか」と不安になってしまいました。

些細な違いかもしれませんが、僕自身がHSPだからこそ、文章からでも些細なことで傷つきます。

海外の翻訳本と、日本の自分の状況とのギャップ

HSPはもともと、アメリカのHSPの心理学者エレイン・アーロン博士の長年の研究により分かってきたことで、本場はアメリカです。

必然的に翻訳本は日本でも人気が高いです。特にアーロン博士本人の著書『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』はその一つ。

アメリカでもベストセラーになった本だけあって、とても共感する内容です。

しかし、上下関係が厳しくプライベートまで仕事に追われるような日本で、どうやってHSPが自分らしく生きられるのか、海外とのギャップを感じました。

当事者目線で、日本で生きる自分に役立つ本を探していた

色んな本を読んでみて感じていたことはこんなことです。

  • 医学の専門用語はほどほどで良い。
  • 数ページにも及ぶエピソードはちょっとしんどい。
  • 読んでいて「そうそう!そういうことある!」と共感したい。
  • 日本で生活したり、働く中で役立つノウハウや対策が知りたい。

次に、繊細さんの本について、読んでみての感想を詳しく見ていきましょう。

繊細さんの本の特徴(メリット)

繊細さんの本の特徴やメリットを挙げてみました。こんな感じです。

「五感の敏感さ」への具体的な対策が分かる

HSPは普通の人よりも「五感」が鋭いという特徴がありますが、五感のそれぞれに対して、刺激を和らげるための具体的な対策が紹介されています。

視覚:蛍光灯などが眩しいならロウソクを使う、寝室のモノを減らす、エアコンの電源ボタンの明かりを塞ぐ

聴覚:イヤホンや性能の良い耳栓をする、リラックス音楽を聴く

触覚:心地よい素材の服を着る、色の心理作用を考えて服を決める

味覚:コーヒーやジャンクフードを避ける、添加物を食べない

嗅覚:マスク、香りの良いクリームやワックス、アロマをたく

あくまでも一例ですが、刺激の敏感なHSPにはとても役に立つテクニックや対策をたくさん提案しています。

人間関係をラクにするテクニックがいっぱい

著者自身がHSPであるため気になるトピックが満載です。

  • 親との関係
  • 苦手な人との距離感
  • 直観を大事にすること
  • 人に頼るのが苦手な時のテクニック
  • 繊細でない恋人(彼氏、彼女)との相性
  • 繊細さん同士の付き合い方

人間関係でHSPが直面するであろう問題を網羅されています。

HSPの最大の悩み「仕事」での対処法と向いている仕事の見つけ方を提示してくれる

HSPの仕事選びについて、600名のカウンセリングから、いきいきと働いているHSPの共通点について詳しく書かれており、仕事選びの方向性を教えてくれます。

仕事をしていて直面する

  • 「自分だけ忙しい」
  • 「苦手な仕事がつらい」
  • 「マルチタスクが苦手」

などへの対処についても触れられています。HSP当事者が知りたいことを全部網羅されていますよ。

【アマゾンはこちらから】「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

心に残った言葉を紹介

キライは大切なセンサー。人を嫌えるようになろう

「繊細さんの本」p105

 

自分の「こうしたい」を大切にすると、人生が変わる

「繊細さんの本」p54

 

心の深さには個人差がある

「繊細さんの本」p134

 

「いいと思えること」を仕事にする

「繊細さんの本」p180

『繊細さんの本』が合わなさそうなのはこんな人

では、逆にこういう人には別の本が良いよ、という点も触れておきます。

■HSPを発見するまでの歴史、医学的な研究や調査の観点からHSPを理解したい人、

→「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 」がおすすめ。

■HSP当事者(本人)ではない人、お子さんがHSP(HSC=Highly Sensitive Child)の人

→こういう人には「ひといちばい敏感な子」がおすすめ。

■細かい文字や難しい言い回しが苦じゃない人、学問的に深くHSPを掘り下げて理解したい人

→「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 」や「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」がおすすめ。

■繊細さんの本は読んだけど、似ている本をもう一冊読んで理解を深めたい人

→「「敏感すぎる自分」を好きになれる本」が良い。

まとめ:良書の条件とは?

いかがだったでしょうか?

僕が考える「良書」には3つの条件があります。

  1. サラっと読めること
  2. 内容が濃いこと
  3. デザインにもこだわっていること

が揃っていることです。

デザインは触れていませんでしたが、この本のデザインはHSPが視覚から刺激を受けやすいのを配慮されています。

人間がリラックスできる「青緑」と白、黒のみで統一されていて、文字の大きさも少し大きめで読みやすいです。

イラストも豊富で、きっと最後までスラスラ読めることに驚くと思います。

つまり、この本は間違いなく良書です。

僕が買って良かった『繊細さんの本』、自信を持っておすすめします。

 

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POSTED COMMENT

  1. ミケ男 ミケ男 より:

    ヒッキーさん

    コメント返信、こちらこそありがとうございます。

    過去の記憶がフラッシュバック、僕も度々あります。

    人と共感できない感覚を、悩みや心の声を、僕は大学生になる頃までずっと無視してきました。

    自分の心と向き合った後、今度はネガティブな考えに取り憑かれるようになりました。

    自分が病気ではないかと思って、診察を受けても、落ち込みやすいだけ、うつ状態だから薬を処方しましょうか?というパターンばかり。

    僕はずっと、自分が病気では無いという確信があったので、薬などは一切頼らずにきました。ただ、HSPから派生して、うつ病になる人はかなり多いだろうと思うし、薬が必要な人は必要になってしまうと思います。

    HSPの生きづらさは、病気よりも辛いと感じることがあります。薬の効かない病気のように感じてしまうこともあります。

    HSPという概念によって、救われる人がたくさんいるはずです。ただ、本当の願いはHSPという言葉や概念を訴えなくても、自然とHSP気質の人を思いやり、配慮し、能力を認めて評価する社会になっていくことだと思っています。

    ヒッキーさんがコメントしていただいたような辛さや理解されない孤独を抱えて苦しんでしまう人がこれからも現れ続けていくのはとても恐ろしいことです。

    HSPに関するどんな本にも共通して書かれていることが2つあります。

    1つは、自分を変えようとしないこと。

    社会はぼくたちに社会の大多数の価値観に従うこと、気にしないこと、鈍感になることを求めます。でも、HSPは自分を変える必要はありません。変えようとする努力は、自分を傷つけてしまうんです。その傷は何十年分の古傷となり、フラッシュバックします。だから、自分を変えなくてもいいんです。

    もう一つは、HSPは自分の強みを活かして、生きていけるということです。

    HSPには必ず、人にはない感性、感受性、優しさ、自分だけの創造性があります。

    それを、活かす場所に巡り合うまでに、どうしても時間がかかってしまう。巡り合えずに、一生生きづらさを抱えていく人もどれだけいるんだろうと想像してしまいます。

    この概念が無くなるまでは、HSPについて発信する意味があり、必要があります。

    このブログがその力になればと思います。

    ヒッキーさん、コメントありがとうございました。

  2. ヒッキー より:

    お返事ありがとうございました。

    私もフラッシュバックで苦しんでいます。
    なんと、10年以上前の色々な人の言動の記憶までもが、ふと甦り、腹が立つんです。

    一つ思い出すと、イモヅル式に、ネガティヴ記憶祭りイェーイ!です。笑

    10年以上前のから最近の記憶までを振り返ると「相手に嫌な思いをさせないように、知らないフリをして大袈裟に驚いてあげたり(疲れるし、結果、ものを知らないと決めつけられてバカにされたり)、酷いことを言われても怒り所が分からず後でモヤモヤする、でも次に会った時には優しくしてしまう」
    誰のために生きとるんやろ、私…
    の連続でした。(尊重した分、尊重し返してくれる人なんて殆どいません)

    そこで、相手に言われた、された、は勿論腹が立ちますが、【自分の気持ちを無視してきた】自らへの怒りも大きいことに気がつきました。

    【私の気持ちを優先する】は、嫌われることもあり、とても難しいですが、今から3年くらい乗り越えれば10年後には記憶に残さない楽な生き方ができるようになっているかもしれない。そう思い、少しずつ【嫌い、腹立つ、愛想笑いしたくない、感じた事は自分にとって正しい】を、大切にして、うやむやにしないことに決めました。

    多くの「繊細さん」は、大器晩成だと信じています。何度も同じ壁に絶望してきたヒッキーですが、今回は見晴らしが少し良くなって、問題を少しだけ俯瞰できるようになりました。見え方が変わると様々なことが、そういうことかぁー!やっとハートで理解できた!に変わることもありました。

    焦らずに、無理に元気になろうとせず、元気な時だけちょっとがんばる!くらいでカタツムリのスピードで進んでいこうと思います。(引きこもれる殻もある!笑)

    ミケ音さん、長い文章でごめんなさい。同じ悩みを持つ人がコメント欄を読んで元気が出たりしないかなと、勝手な思いですが…

    ブログの更新楽しみにしてますね!
    旅日記なんかはワクワクできて気に入ってます。でも無理せんように、なるように生きましょうね!

  3. ミケ男 ミケ男 より:

    ヒッキーさん

    大変な中でコメントいただきありがとうございます。

    日によって気分が急に変わってしまうこと、僕も同じなのでとっても共感できます。

    そうですね、数が少ない分、共感されない辛さを抱えているのがHSPだと思います。

    そういっていただけると嬉しいです。追い込まれてチャレンジしている最中です。笑

    僕も毎日波があるんです。人の言葉に傷ついたり、リアルな関わりを拒否してしまうことがあります。

    相手の表情やちょっとしたマイナスの空気感が一週間くらいフラッシュバックすることもあります。

    街を歩いていても、人の目線とかやっぱり気にしてます。

    これから、HSPについて僕なりに研究し、もっともっと同じように苦しんでいる人の役に立つブログにしていきたいと考えています。

    ぜひ、これからも応援よろしくお願いします。

  4. ヒッキー より:

    こんにちは。ミケ男さんのブログで初めてHSPを知りました。どうやら私もHSPなのを知らず無理をして生きてきたようです。(30代です)ほとんど同じような所で躓き、苦しんできた人がいることを知りました。

    現在は職場の人間関係が引き金となり、うつ状態→無職→ほぼひきこもりです。日により、時間により、気分にむらがあってしんどい毎日です。通院はしていますが主治医も全てを把握してくれることはないですからね…

    今日は頑張って外出して用事を済ませ、やる気を維持できていてコメントができます。最近はメールの返信や散歩に出かけるだけでもすごいエネルギーを必要とすることが多いので、チャレンジを続けているミケ男さんはすごい、強くなっていってるんやな、私も自分ができることしよう、という気持ちになります。ありがとう。

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