ダラダラ続く文章より、適度に図解がある文章が分かりやすい。
しかし、図解を作るのは超めんどくさい。
そんな時は「グラフィックレコーディング」というワザで、抽象的な物事を、早く、分かりやすくビジュアル化できます。
それでは「はじめてのグラフィックレコーディング」という本の内容を参考にして、自分なりにゆるく紹介します。
早く分かりやすく図解する技術
グラフィックレコーディングの知識があれば、抽象的なものをすばやく簡単にビジュアル化できます。
アイデアや対話、会議の内容をまとめる時にも、役に立ちます。
一例として、僕がブログのテーマとして追求したい「自己表現」について
考えたことをビジュアル化しました。

グラフィックレコーディングは、センス抜群のイケイケ図解は目指していません。(僕の見解では)
すぐに描ける、見やすい、分かりやすい、大切にしているため、とても実用的なテクニックです。
何より絵心がいらないのが良いところです。
簡単に図解するコツ
ほんの一部ですが、本書の中で特に印象的だった内容を紹介します。
3つの図形で9割のものは描ける
◯、△、□の3つの図形で、9割のものが描けると言います。

人やモノの形をシンプルな形に置き換えるのがコツです。
上手く描こうとせず、特徴をしっかり捉えることで、伝わる表現になるようです。
文字を目立たせるパターン
文字を目立たせる、人を描く、似顔絵のコツ、など
パターン化して紹介されているので、真似をするだけで、表現の幅が広がります。
文字の装飾パターンを参考に「ドラゴンボール」を装飾してみました。

「図は点・線・面・矢印で作れる」など、図解思考のヒントがたくさんあります。
グラフィックレコーディングで漫画の名シーンを図解してみた
グラフィックレコーディングで学んだことを使って
漫画『ハンターハンター』で主人公ゴンが、「ゴンさん」になった経緯を図解しました。
まず、文章だけで説明するとこんな感じ(雑ですけど)。
主人公のゴンとその親友キルアは、キメラアント討伐のため、カイト(ゴンの恩人)と共に敵のアジトに向かった。プロのハンターとしては十分な実力とポテンシャルを備えたゴンとキルア。しかし、3人の前に突如「ネフェルピトー」というとんでもない強敵が現れる。ゴンとキルアをかばったカイトは倒され、2人は逃げることで精一杯だった。ピトーを倒すため修行を重ね、再びキメラアント討伐に向かった2人。ピトーは自身の主である王の命令でゴンと戦うことができなかった。そこで、カイトを元に戻すことを約束するが、後に「カイトはもう死んでいて、元に戻せない」と言う。悲しみにくれるゴンは、天賦の才を捨てて、大き過ぎる代償を払って、ピトーを倒せる年齢まで強制的に成長した。全てはピトーを倒すために。その時の姿が、13歳前後の少年とは思えない容姿だったため、ネットでは「ゴンさん」と呼ばれるようになった。
文章にするの、めっちゃキツいです…。
では、グラフィックレコーディングで表現すると
こんな感じ。

(↑爪が瓜になっとんがな)
僕の図解力がヘボいので、文章とどっこいどっこいかもしれません。
でも、図解があるだけで
「なんだろう?」
「面白そうだな」
と惹きつける効果はあると感じます。
まとめ
グラフィックレコーディングを活用して、図解への苦手意識が減って、図解が楽しくなりました。
漫画のキャラも、そのまま描くと挫折しやすいけど
単純化すると、楽しく簡単に描けます。

人を簡単に描く方法や、表情のパターンなど
「こういうの描きたかったんだよな〜!」
と思っていた物事についての要点がまとまっているので
かゆいところに手が届く感じです。
本来は、会議や対話の内容をビジュアルでまとめる時に役立つテクニックのようですが
ブログを書いている僕にも役立つ内容でした。
センス不要で、実践的な図解を学びたい人には、おすすめの本でした。
以上です。
▼グラフィックレコーディングの本
▼ドラゴンボール
▼HUNTER×HUNTER(この表紙、グラフィックレコーディングじゃないだろうか。冨樫さん、すげぇ)
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