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高橋敦氏のHSP本:敏感にもほどがあるレビュー【男も生きづらい】

敏感にもほどがある_高橋敦_HSP書籍

敏感にもほどがある」は、元祖HSP日本男児の”HSPあるある”が詰まった良書でした。

ミケ男
ミケ男
どうも、ミケ男です

HSPの割合に男女差は無いと言われていますが、発信者には女性が多いという印象があります。

今回紹介する「敏感にもほどがある」は、珍しい男性HSPの高橋敦さんという方が書いた本です。

「HSP日本男児の希望の星」とも言える著者の想いが詰まったこの本を、

特にHSPの男子に是非読んでもらいたいので、紹介していきます。

▼HSPのおすすめ本を10冊まとめた記事でも、この本を紹介していますよ!

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「敏感ほどがある」に出会った経緯

敏感にもほどがある_2

この本を知ったのは書店の心理学コーナーです。

個性的なデザインの表紙だったので、本の存在自体は知っていたのですが、

HSPに関連するものだと分からず、しばらくスルーしていました。

ネットでHSPの本について調べている時に、この本を再び発見し、レビューの評判が良かったことや、

男性HSPの書籍自体が珍しいなと思ったので、買ってみることにしました。

著者の高橋敦さんってどんな人?

HSPの高橋敦さん

高橋敦さんは1964年生まれの男性HSPです。

サラリーマンとして広告代理店に勤めた後、現在はフリーランスで制作・編集をされています。

「中年HSP記」というブログも運営しており、イラストを多用しながらHSPの啓蒙活動に取り組んでいます。

文章を読んでいて、同世代くらいの人かなと思っていたのですが、実際は僕の親と同じくらい年上の方だったので驚きました。

高橋さんを「元祖HSP日本男児」と表現してもいいかもしれません。

「敏感にもほどがある」の特徴と魅力

この本の特徴と、読んでみて感じた魅力について紹介していきます。

思わず共感してしまう「HSPあるある」が満載

HSPあるある

HSP当事者だからこそ共感できる「HSPあるある」が豊富な点がこの本の特徴です。

HSPの本はカウンセラーや精神科医、心理学者によって書かれてたものが比較的多いと思います。

一般人として日本で生きてきた筆者の実体験に基づく「HSPあるある」だからこそ、

同じく一般人の僕でも、エピソードに深い共感と親しみを感じられました。

イラストと漫画で楽しく読める

イラストや漫画がたくさん挿入されているのも、この本の特徴の一つです。

敏感にもほどがある_4

これらは全て筆者の高橋敦さんが描いたものです。

さりげないユーモアも織り交ぜているので、思わず吹き出しそうになるエピソードがたくさんあります。

イラストがあるだけで、文章はかなり読みやすくなるので、良いですよね。

敏感にもほどがある_共感性

読みやすさにこだわっている

高橋さんはフリーランスで制作・編集をされてる方なので、本として細部まで作り込まれている印象を受けました。

1テーマを3~5ページで区切られているので、適度なインターバルでストレスなく読み進めることも特徴です。

敏感にもほどがある_HSP_ヴァンパイア

文字は大きめに設定されており、行間もゆったりしていて、非常に読みやすいです。

素人に分かる範囲ではありますが、細部への筆者のこだわりを感じました。

一般社会を生き抜いたHSP男子のメンター的な本

筆者のようにHSP気質を受け入れながら、現実と折り合いをつけて生きる人の存在を知るだけも、勇気が湧いてきます。

HSP男子のメンターとも言えるので、これから僕たちが社会とどう折り合いをつけていくのか、

高橋敦さんの本を通して、働き方・在り方・生き方の一つの答えを学べると感じました。

「敏感にもほどがある」を買う前の注意点

僕は読んで良かったのですが、HSPは人それぞれで個人差があるものです。

なので、少なくとも下記の点は確認してほしいです。

HSPの学術的知識を得たい人は注意

この本は、気軽に自分の意見などを述べているエッセイ的な要素も強いです。

HSPの知識にも触れられていますが、メインのテーマではないと僕は思っています。

HSPの学術的な知識を深めたい人は、HSPの提唱者によるこちらの本が定番でおすすめです。

▼提唱者アーロン博士の著書

内向型HSPには良かったけど…

文章の雰囲気やエピソードから、筆者の高橋敦さんはおそらく僕と同じ内向型のHSP(非HSS)だと推測しています。

だとすると、HSPの中で一定数存在している外向的で刺激を求める刺激追求型のHSS(もしくは外向的なHSP)の人が読んだ場合、

この本から得られる学びや、共感度は少し違ってくる可能性があります。

HSS型HSPの気質が強い人が、共感を求めて本を選ぶのであれば、HSSの当事者の本を読む方が満足度は高いかもしれません。

▼例えば、みさきじゅりさんはHSS型HSP当事者で、本を出されています。

少しだけスピリチュアルの要素もある

全体5~6%くらいですが、スピリチュアルな要素があるので、そこは好き嫌いが分かれるかもしれません。

占いやスピリチュアルだからと言って盲目的に拒絶するよりも、

役立つ知識ならば自分なりの距離感で生活に取り入れてみるという柔軟さがあっても良いなと僕は思っています。

本の中で「スピリチュアルにはまりやすい」というテーマもあり、筆者の結論としては

「スピリチュアルはほどほどに」

と、ご自身を戒められているのでご安心ください!

僕が激しく共感した「あるある」を紹介

では、本の中で僕が特に共感した「HSPあるある」5つほどを抜粋して紹介していきます。

注文するのが苦手

注文する時も、店員さんが忙しそうで声をかけられません。

見とれるようにテキパキと仕事をされている店員さんに対して、食事をしにきているだけの私は引け目すらおぼえます。

オーダーをするときは、店員さんの動きを追いながら、相手にとって声をかけてもよさそうなタイミングをはかります。

タイミングを間違うと手を半分上げて、「おねが…」辺りで止まってしまいカッコが悪いです。

敏感にもほどがある」P44

 

人が怒られているのを見ているのが辛い

「うわぁ、いやだなぁ…」まるで自分が当事者のような気がしてしまいます。

アカの他人が怒られていても、その状況を自分と切り離せないのです。

敏感にもほどがある」P47

 

裏道愛好家

人通りの多い道は苦手です。人とすれ違う時、いちいち気になってしまいます。

邪魔にならないように端を歩いたり、知り合いじゃないかと確認したり… 。

長年住んでいる町なのに、溶け込まずに浮いている気がします。

知り合いに合いそうな道は避けるクセがあります。

人との心理的な距離感をつかむのが苦手なので、「ちょっと知ってる」人に合うと緊張するからです。

敏感にもほどがある」P103

 

会社勤めが辛い

この一生懸命頑張る→力尽きて辞める、という流れはHSPの必然なのでしょうか?

「今度こそ居場所を作ろう!」毎回、そう思うのに、また同じことを繰り返してしまうのです。

他のHSPに聞いても、ほとんどの人が転職を繰り返しています。

敏感にもほどがある」P110

 

思うに、勤めるかフリーランスかという勤務形態ではなく、

HSPに適した労働環境を得られるかどうかが問題ではないでしょうか。

HSPに立ちはだかる2大問題のうち、1つは適職…というか適した職場環境に恵まれないこと、

もうひとつはバンパイアの餌食になる可能性があることだと思います。

敏感にもほどがある」P138

まとめ

記事を書くために読み返した「敏感にもほどがある」ですが、改めて筆者がHSPの本質と深く向き合ってきたことや、

長い年月をかけて試行錯誤しながら対処法を見つけ出してきたこと、

その全てが一冊に詰まっている良書だということを再確認しました。

特に、第三章の「対処法」では、HSPに役立つ知識や具体的なノウハウ・アドバイスが凝縮されています。

最後に、その第三章から、僕が参考になった内容を3つだけ紹介します。

私のバンパイア対策は

  • バンパイアに感受性を向けないようにすること
  • 自分のエネルギーを渡さないようにすること
  • 相手に攻撃に対してはむしろエネルギーを吸い取ること。

敏感にもほどがある」P130

 

本来HSPはとてもクリエイティブです。全体のこともよく考え、とてもパワフルな人種なのです。

ただ会社の仕事というのはHSP用に設計されていません。能力を発揮できる環境がないので、力をくすぶらせているのです。

敏感にもほどがある」P165

 

人との距離感のつかみ方

HSPの場合、意識的に優先度を決めないと、「あの人もこの人も大切」ということになってしまいます。

優先度を決めたら、それに応じて感受性を調節しましょう。

(中略)煎じ詰めると、HSPの数々の悩みは「いかに感受性をコントロールできるか」に集約されそうです。

敏感にもほどがある」P142

僕自身、もう一度この本をじっくり読み返して、自分の中で落とし込んでいきたいと思いました。

読み返してみて、こんなに付箋をつけた本はなかなか無いです。

ということで、少しでも気になった方は、他の人のレビューも参考にしながら「敏感にもほどがある」読むかどうか検討してみてください。

特に「男性のHSP当事者」が読めば、人生を生き抜く勇気が湧いてくるので、おすすめでした。

▼HSPのおすすめ本10冊まとめ記事もどうぞ!

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