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アート

【目指せ入選】絵画美術公募展で入選する7つのコツを経験者が詳しく教えます

絵画美術公募コンクール入選のコツ

絵画・美術公募展に出品して落選が続くなら、入選に必要な7つのポイントを確認してください。

大学から絵画を始め、独学で試行錯誤してきて、これまでに市民美術展で3度入選した僕が、美大生でもない初心者でも絵画コンクールに入選するためのノウハウを伝授します。

ポイントは7つです!!記事の最後に僕の作品も掲載しています。それでは、気になったら続きをどうぞ▶▶

公募展は基本的にレベルが高い

美術公募展はレベルが高い_03ゴーギャン『タヒチの女(浜辺にて)』

美大生でもない一般人にとって、公募展はレベルが高い場所だと思って間違いありません。

周辺地域に住む「絵に自信がある全ての世代」がライバルになるため、中には美大出身者もいるでしょうし、何年も絵画を趣味でやってきた人もいます。

特に、定年退職して絵を描いている人は多く、お金にも時間にも余裕があります。

そんな人達がライバルになる公募展で、結果を出すことは簡単ではないことをまずは頭に入れておきましょう。

その一方で、入選したら自信がつくし、画歴にもなります。入選して表彰状をもらうと、すごく嬉しいものですよ。

甘くはないけど、挑戦するだけの価値がある、と思います。

絵を描く時間を確保する

サルバドール・ダリ《記憶の固執》サルバドール・ダリ『記憶の固執』

公募展で入選するレベルの作品を作るには、それなりの時間が必要です。時間を確保することが第1の条件と言えます。

具体的にどのくらいの時間が必要なのかは画風にもよりますが、抽象画も具象画も描いてきた僕の感覚では、最低でも2週間、時間にして80時間はほしいところです。

僕が社会人として働きながら絵を描いていた時は、平日に2〜3時間、休日の4日間丸々使って絵を描きました。

手抜き無しでキャンバスの全体を描き込むだけの時間が無いと、なかなか入選レベルまで高めるのは難しいでしょう。

過去の優秀作品は必ずチェックする

絵画コンクールのコツ過去の入賞者はチェック参考:国展

たいていの公募展は過去の優秀作品をネットで公開しています。入選するレベルはどの程度なのか、大賞をとっているのは具象か抽象か?などは調べておきましょう。

というのも、各公募展によって評価される絵の傾向が必ずあります。どうせなら、自分の画風が認められやすいコンクールに出品した方が良いです。

過去の作品を一目でも見ておくと、入選確率は上がると思いますよ。

完成度を上げる

完成度を上げようベラスケスのラス・メニーナス専門家の間では世界で最も重要な作品を言われるベラスケスの最高傑作『ラス・メニーナス』※トリミングしてます

クオリティ、完成度がコンクール入選のための最重要ポイントです。

細かい部分までこだわって仕上げましょう。どんなに良い作品も、常に”選外”とは紙一重だと思ってください。ちょっとの差で入選・選外の勝負が決まります。

どんな画風であっても、自分で「手抜きしている」と思う部分があると、審査員にバレバレですよ

ただ、手を抜きたくなる気持ちもすごく分かります。膨大な時間を費やして絵を描いていると、このくらいは良いだろう、と思いたくなりますよね。

しかし、審査する側は、目の前の作品以外からは何も読み取ることができません。作品が全て、結果が全て。

だからこそ、先に言ったように制作時間の確保は重要です。時間に余裕が無いと、集中力もモチベーションも上がらず、クオリティも高められません。

早く仕上げられる抽象画でもクオリティが必要

ジャクソン・ポロック 作品名《秋のリズム:ナンバー30》ジャクソン・ポロック『秋のリズム:ナンバー30』出典:musey

キャンバスにペンキをぶちまける即興的な作風でも、クオリティは見られています。

「時間が無いからインクをぶちまけよう」

的な発想で、2~3日頑張って描いたとしても、入選は難しいと思います。

また、抽象画で即興的な作風は一見簡単ですが、入選レベルに持っていくのはハードルが高いです。

キャンバスや下地の素材、インクの発色、背景とのコントラスト、飛び散り具合やセンスなども細かく審査されるので、安易に手を出さない方が良いと思います。

大学時代の同期も即興タイプの絵で出品していましたが、ことごとく落選しました。そういう僕も、2日くらいで描いた抽象画で落ちました。

結局、僕の同期が入選できたのは、垂らしたインク以外の背景の質感や構図、配色やマスキングのエッジなどの細部に注意を払うようになってからです。

どんな作品を作るにしても、その画風の方向性でクオリティは求めらます。

できれば大きいキャンバスで描く

公募展は大きいサイズが良い_レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』

基本的に、絵は大きい方が評価される傾向があります。具象、抽象どちらにも言えます。

特に抽象画はもともと、ジャクソン・ポロックなどが大きなキャンバスでスケール感を意識してきた歴史があるので、大きい作品にすると迫力が違います。

小さな作品でも入選しない訳では無いですが、仮に、大きさの違う2つの絵があった時、そこに全く同じ絵が描かれていたら、大きい方が目立つし迫力もあるし、好感を得られるという理由があるでしょう。

また、絵画のベテランほど最大サイズで勝負する人が多いので、迫力で負けてしまわないためにも、できるだけ大きいサイズが良いですよ。

僕はできれば50号以上のサイズをおすすめしています。50号ならたいていの乗用車で運べるし、1人でギリギリ持ち運べるサイズなので、扱いやすい最大サイズと考えてます。

先に構図を決めて描く

いきなりキャンバスに絵具を垂らす人もいますが、ある程度の構図を配色の計画決めてから描くのがおすすめです。

その方が、後から書き直す時間的な無駄を省くことができます。スケッチブックなどで、構想を練りましょう。

でも「キャンバス上で試行錯誤していく過程を楽しみたい」という人もいると思います。僕もそっちの人間です。

でも、最終的に完成した作品は、先に構図を決めて描いた絵と変わらないというのが、僕が経験してきて分かったことです。

また、なぜ先に構図を考えたくないか、自問自答してみてください。

僕が振り返って思うのは、ただ構図をイメージする力が足りてなかっただけかな、ということです。

記事の最後に僕が推薦する構図、配色の本を紹介するので、参考にしてください。

表現の引き出しを増やしておく

画材で個性を出せ【僕が使う画材】絵具だけでなく、サンドペーパーやボンドもたびたび使用します。

基本に忠実に絵を描いているだけでは、公募展ではなかなか評価されないことがあります。

上手い絵という概念はいったん捨てても良いでしょう。

特に、僕のような美大生でもなくデッサンもやってこなかった人間には、絵に個性を求められていると思っています。

「個性」を表現する方法は色々ありますが、分かりやすいのは技法の引き出しを増やすことです。

昔、僕があるコンテストに出品して、審査員から直接コメントをもらった時に言われたのは、「上手だけど学生の課題作品みたい」という言葉でした。

簡単に言うと、学校の美術の授業のように与えられたテーマを限られた画材で描く作品のようで、誰が描いても同じような絵に見える、面白みが無い、と。

つまり「個性」が足りなかった。

アクリル、水彩、油彩、だけが画材ではありません。木工用ボンドや段ボール、ペンキ、モデリングペースト、小石や紙粘土、枯れ葉など、なんでも画材になり得ます。

常識や固定観念をゼロにして、あれは画材にできないか?あの表現はどうやってるのか?とアンテナを張りましょう。そうすることで、少しずつ個性の引き出しが増えていくと思いますよ。

入選するまであきらめない

入選するまであきらめない

絵画コンクールに挑戦しようと思う人のほとんどは絵に多少なりとも自信がある人が多いでしょう。正直、僕も絵は得意で学校の成績は良かったし、中学の美術で100点満点を取ったこともあります。

しかし、落選が続くとそんな自信は全て打ち砕かれました。

僕が初入選したのは5回の落選をした後のこと。それまでも、選外になった作品を取りに行く時に入選入賞作品は鑑賞できるので、必ずチェックしました。

確かに見比べると、僕の絵よりも細部まで手抜きが無く、個性的で、迫力があるものばかり。

ここで、しっかり自分の絵に足りないものを吸収して、次の絵を描く時に活かしていくことで、だんだん入選するレベルの作品が自分の目で見て分かってきます。

上記の7つのポイントは僕が実際に目で見て感じたことを言葉にしたものです。

これらのポイントを抑えれば、入選の確率はかなり上がるんじゃないかな、と我ながら思っています。

ただ、絵画なのでやり方は人それぞれ、自由です。まずは、分からないなりにも、手を動かしてみましょう。試行錯誤していく中で、自分の制作スタイルも見えてくるはず。

とりあえず挑戦してみましょう。1~2回で入選するのも難しいかもしれないけど、コツを掴めば結果は後からついてきます。

入選するまで挑戦し続けましょう。

まとめ

不可能な入選などない

入選レベルの作品を描くのは簡単なことではありません。でも、今まで挙げてきたポイントをクリアしておけば、その可能性はかなり高まるでしょう。

特に、入選するために重要なポイントはこれです。

  • 十分な時間を確保
  • クオリティを上げる
  • 個性を出す

この3つを押さえておけば、どのコンクールに出しても評価される実力がついてくるはず。

入選すると自信に繋がるし、画歴としてプロフィールに載せることができるので、アーティストとしての説得力も増し、チャンスが増えることもあります。

とにかく、嬉しいことがたくさんある。

そして、公募展は練習ではなく本番です。だからこそ自分の本当に描きたいもの、得意な画風で勝負しましょう。何よりも、楽しんで描きましょう!

もう一つ付け加えるならば、入選するまであきらめないことです。

本気で取り組んだ絵だけが、入選の壁を越えられると僕は思いますよ。

入選作品の紹介

最後に、参考になればと思うので、僕が公募展で入選した作品を紹介します。

始めて入選した作品『凛と』

始めて入選した人物画始めて入選した人物画です。※画質が荒くてすみません。

具象の人物画です。絵を始めた最初の1年間は、写真のような絵に憧れていて、人物画を描いていました。

どうしても描いた絵で結果を残したくて公募展に挑戦し、5回の落選を経て、初めて入選したのがこの作品です。入選の通知が届いた時は、飛び跳ねて喜んだ記憶があります。(笑)

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『凛と』

20号 油彩

洋画部門 入選

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2度目の入選(佳作)『麒麟』

絵画コンクールのコツ_佳作佳作をもらった作品です。

人物画ばかり描いていた僕ですが、やがて抽象的な表現にも惹かれていきました。抽象表現の魅力は自由に個性を出せること。画材の質感や凹凸を活かして、何のルールにも縛られない表現ができることです。この作風だと「半具象」と言うのかもしれません。

まあ、簡単に言うと、作ってて飽きない、描いてて面白いってことですね。笑

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『麒麟』50号

アクリル、油彩、ペンキ、ダンボール、紙等

洋画部門 佳作

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3度目の入選(佳作)『奥湾』

 

2度目の佳作をもらった作品2度目の佳作をもらった作品

仕事で挫折した僕が、自信を取り戻すきっかけを無理やりでも欲しかった時期に制作しました。働くことが辛くて引きこもりのようになった時、車で近所の海に釣りに行くことしかできない期間がありました。

釣りと魚のことばかり考えていたので、港の奥の「奥湾」というタイトルをつけました。

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『奥湾』50号

アクリル、ペンキ、ダンボール、紙等

洋画部門 佳作

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もし入選したら、コメント欄に報告してもらえると嬉しいです。

[voice icon=”https://sensai-mikeo.com/wp-content/uploads/2018/08/04b5c217f119e04a8db449093b5e93b2.jpg” name=”ミケやん” type=”l icon_blue”]データもらえたらブログに掲載するのもありやな![/voice]

それでは、皆さんの健闘を祈っています。

以上です
by ミケ男

▼おすすめの構図の本、配色の本。

 

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ABOUT ME
ミケ男
繊細革命を運営しているブロガーのミケ男です。僕は繊細で敏感、感受性が強いという気質を持っています。繊細だからこそ感じてしまう生きづらさ、哀しみや苦しみについて、リアルな気持ちを世の中に発信しています。他にも、商品レビューや食レポ、PR記事やネタ企画なども挑戦しています。

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